このセクションでは、Kaspersky Security Center のローカルインストールについて説明します。インストールには次の 2 種類の方法があります:
標準:企業ネットワーク内の小規模エリアで動作をテストするなど、Kaspersky Security Center を試したい場合は、このオプションを推奨します。標準インストール中は、データベースのみを設定します。また、カスペルスキー製品の既定の管理プラグインセットのみをさらにインストールできます。Kaspersky Security Center の使用経験があり、標準インストール後にすべての設定を適切に指定する方法を把握している場合は、標準インストールを使用することもできます。
カスタム:共有フォルダーのパス、管理サーバーへの接続用アカウントおよびポート、データベース設定などの Kaspersky Security Center の設定を編集する場合は、このオプションを推奨します。カスタムインストールでは、インストールするカスペルスキー製品の管理プラグインの指定ができます。必要に応じて、サイレントモードでカスタムインストールを開始できます。
ksc_<バージョン番号>.<ビルド番号>_full_<ローカリゼーション言語>.exe:インストールする機能のフルセットが入っています。このパッケージを使用して、Kaspersky Security Center のフル機能のために必要なすべてのコンポーネントをインストールするか、現在のバージョンのこれらのコンポーネントをアップグレードすることができます。
ksc_<バージョン番号>.<ビルド番号>_lite_<ローカリゼーション言語>.exe:Kaspersky Security Center が機能するために必要な最小限のコンポーネントのセットが内蔵されています。たとえば、このパッケージには Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows の管理プラグインは内蔵されていません。
このインストールパッケージは次の場合に使用してください。
管理サーバーをアップグレードする場合
Kaspersky Security Center のフル機能に必要なコンポーネントがインストールされていて、既存のバージョンのこれらのコンポーネントを引き続き使用する予定である場合
機能を制限して Kaspersky Security Center を使用する場合
インターネットトラフィックが制限されていて、配布キットのダウンロードを個別に行う企業で Kaspersky Security Center を使用する予定の場合