Kaspersky Security Center 13.1 では、バックアップ時の管理サーバーの非稼働時間が、以前のバージョンと比較して短縮されました。加えて、データのバックアップにファイルシステムスナップショットを使用する機能が、タスクの設定に追加されました。この機能を使用すると、ツール klbackup の使用により、非稼働時間がさらに短縮されます。このツールは、バックアップ中にディスクのシャドウコピーを作成し(数秒かかります)、同時にデータベースをコピーします(最大で数分かかります)。klbackup がディスクのシャドウコピーとデータベースのコピーを作成すると、管理サーバーへの接続が再び可能になります。
ファイルシステムスナップショット機能は、以下の 2 つの条件を満たした時のみに使用可能です:
いずれかの条件を満たさない場合は、この機能を使用しないでください。使用した場合、ファイルシステムスナップショットを使用する試行に対して、エラーメッセージが返されます。
この機能を使用するには、フォルダー %ALLUSERSPROFILE% が存在する論理ディスク上でスナップショットを作成する権限が付与されているアカウントが必要です。管理サーバーサービスのアカウントには、この権限が付与されていません。
ファイルシステムスナップショット機能を使用して、バックアップの時間を短縮するには:
その後、バックアップタスクの起動時に、klbackup ツールはファイルシステムスナップショットを常に作成し、タスク実行時の管理サーバーの非稼働時間を短縮します。
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