Kaspersky Security Center は、管理対象デバイスにインストールされているすべてのソフトウェアのインベントリを作成します。
ネットワークエージェントが、デバイスにインストールされているアプリケーションのリストを作成し、管理サーバーに送信します。ネットワークエージェントは、インストールされたアプリケーションに関する情報を Windows のレジストリから自動的に取得します。
インストール済みアプリケーションの情報の取得は、Microsoft Windows が動作しているデバイスの場合にのみ利用できます。
クライアントデバイスにインストールされているアプリケーションのレジストリを表示するには:
コンソールツリーの[詳細]フォルダーで、[アプリケーションの管理]フォルダーから[アプリケーションレジストリ]サブフォルダーを選択します。
クライアントデバイスと管理サーバーにインストールされているアプリケーションのリストが、[アプリケーションレジストリ]フォルダーの作業領域に表示されます。
任意のアプリケーションについて、コンテキストメニューを開いて[プロパティ]を選択することで、詳細情報を表示できます。アプリケーションのプロパティウィンドウに、アプリケーションに関する詳細情報、アプリケーションの実行ファイルに関する情報、アプリケーションがインストールされているデバイスのリストが表示されます。
すべてのアプリケーションのコンテキストメニューで次の操作を実行できます:
指定された基準を満たすアプリケーションを表示するには、[アプリケーションレジストリ]フォルダーの作業領域にあるフィルターフィールドを使用できます。
選択したデバイスのプロパティウィンドウの[アプリケーションレジストリ]セクションで、デバイスにインストールされているアプリケーションのリストを表示できます。
インストール済みアプリケーションのレポートの生成
[アプリケーションレジストリ]作業領域で[インストール済みアプリケーションのレポートの表示]をクリックして、それぞれのアプリケーションがインストールされているデバイスの台数などのインストール済みアプリケーションに関する統計情報を含んだレポートを生成することもできます。インストール済みアプリケーションのレポートには、カスペルスキー製品とサードパーティ製品の両方の情報が含まれています。クライアントデバイスにインストールされているカスペルスキー製品のみの情報が必要な場合は、[サマリー]リストで「AO Kaspersky Lab」を選択します。
セカンダリ管理サーバーや仮想管理サーバーに接続しているデバイスにインストールされているカスペルスキー製品およびサードパーティソフトウェアの情報も、プライマリ管理サーバーのアプリケーションレジストリに保存されます。セカンダリ管理サーバーと仮想管理サーバーからのデータの追加が完了したら、[インストール済みアプリケーションのレポートの表示]をクリックして表示されるインストール済みアプリケーションのレポートページでこれらの情報を確認できます。
セカンダリ管理サーバーと仮想管理サーバーからの情報をインストール済みアプリケーションのレポートに加えるには:
インストール済みアプリケーションのレポートのプロパティウィンドウが表示されます。
セカンダリ管理サーバーおよび仮想管理サーバーからの情報が[インストール済みアプリケーションのレポート]に含められます。