Kaspersky Security Center のインストール時に設定した管理サーバーのサービスアカウント設定を変更する必要がある場合は、管理サーバーアカウントを変更する klsrvswch ユーティリティを使用できます。
このユーティリティは、Kaspersky Security Center をインストールする時にアプリケーションインストールフォルダーに自動的にコピーされます。
ユーティリティの起動数は基本的に無制限です。
klsrvswch ユーティリティを使用してアカウント種別を変更できます:たとえば、ローカルアカウントからドメインアカウントや管理対象サービスアカウントへの変更が行えます。klsrvswch ユーティリティでは、アカウントの種別をグループ管理対象サービスアカウント(gMSA)に変更することはできません。
Windows Vista 以降のバージョンの Windows では、管理サーバーでローカルシステムアカウントを使用できません。これらのバージョンの Windows では、[ローカルシステムアカウント]は無効になります。
管理サーバーのサービスアカウントをドメインアカウントに変更するには:
この処理によって、管理サーバーのサービスアカウントを変更するウィザードが起動されます。ウィザードの指示に従ってください。
ウィザードが完了すると、管理サーバーアカウントが変更されます。管理サーバーのサービスは、ローカルシステムアカウントとこれに対応する権限で開始されます。
Kaspersky Security Center を正しく動作させるには、管理サーバーのサービスの開始に必要なアカウントに、管理サーバーデータベースのホスト先リソースに対する管理者権限を付与する必要があります。
管理サーバーのサービスアカウントをユーザーアカウントまたは管理対象サービスアカウントに変更するには:
この処理によって、管理サーバーのサービスアカウントを変更するウィザードが起動されます。ウィザードの指示に従ってください。
[ユーザーの選択]ウィンドウが表示されます。
管理サーバーのサービスアカウントが選択したアカウントに変更されます。
Windows ツールによるユーザーアカウントの認証を前提とするモードで Microsoft SQL Server を使用する場合は、データベースへのアクセス権を付与してください。このユーザーアカウントには、Kaspersky Security Center データベースの所有者のステータスを割り当てる必要があります。既定では、dbo スキームが使用されます。