サイレントモード時にリモートインストールのためにデバイスを準備するには:
クライアントデバイスで、コマンドラインを用いて必要なキーを指定してファイル riprep.exe を実行します。
ユーティリティのコマンドライン構文は次の通りです:
riprep.exe [-silent] [-cfg CONFIG_FILE] [-tl traceLevel]
キーの説明:
-silent
– ユーティリティをサイレントモードで起動します。-cfg CONFIG_FILE
– ユーティリティの設定を定義します。CONFIG_FILE
は、拡張子が ini の設定ファイルのパスです。-tl traceLevel
– トレースレベルを定義します。traceLevel
は 0 ~ 5 の数値です。このキーが指定されていない場合に使用される値は 0 です。サイレントモードでユーティリティを開始することで、次のタスクを実行できます:
リモートインストールのためのデバイス準備のパラメータは、-cfg
キーを用いて指定する設定ファイルで指定できます。パラメータを定義するには、設定ファイルに次の情報を追加します:
Common
]セクションで、実行するタスクを指定します:DisableSFS
– 簡易ファイルの共有を無効にします(0 – タスクを無効にする、1 – タスクを有効にする)。StartServer
– サーバーサービスを起動します(0 – タスクを無効にする、1 – タスクを有効にする)。OpenFirewallPorts
– 必要なポートを開きます(0 – タスクを無効にする、1 – タスクを有効にする)。DisableUAC
– ユーザーアカウント制御(UAC)を無効にします(0 – タスクを無効にする、1 – タスクを有効にする)。RebootType
– UAC を無効にした時にデバイスの再起動が要求された場合の動作を定義します。次の値を使用できます:UserAccount
]セクションで、アカウント名(user
)およびパスワード(Pwd
)を指定します。設定ファイルの例を次に示します:
[Common]
DisableSFS=0
StartServer=1
OpenFirewallPorts=1
[UserAccount]
user=Admin
Pwd=Pass123
ユーティリティが完了すると、ユーティリティの起動フォルダーに次のファイルが作成されます: