アップデートインストールのルール

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アプリケーションの脆弱性を修正する時には、アップデートのインストールに関するルールを指定する必要があります。これらのルールにより、どのアップデートをインストールし、どの脆弱性を修正するかが決まります。

ルールの設定内容は、Microsoft 製品の更新プログラムのみを対象としたルールを作成するのか、サードパーティ製品(カスペルスキーと Microsoft 以外の製造元が作成した製品)のみを対象としたルールを作成するのか、それともそれらすべての製品を対象としたルールを作成するのかによって異なります。Microsoft 製品またはサードパーティ製品のいずれかのみを対象にルールを作成する場合、特定のアプリケーションとバージョンを選択してアップデートをインストールできます。すべての製品を対象にルールを作成する場合、インストールする特定のアップデートおよびアップデートをインストールすることで修正する脆弱性を選択できます。

すべての製品のアップデートを対象とするルールを作成するには:

  1. タスク追加ウィザードの[設定]ページで、[追加]をクリックします。

    ルール作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。

  2. ルールの種別]ウィンドウで、[すべてのアップデートのルール]を選択します。
  3. 全般基準]ウィンドウで、ドロップダウンリストを使用して次の設定を指定します:
    • インストールするアップデートの設定
    • 次のレベル以上の深刻度の脆弱性を修正する
  4. アップデート]ページで、インストールするアップデートを選択します:
    • すべての適用可能なアップデートをインストールする
    • リストのアップデートのみをインストールする
      • 選択したアップデートのインストールに必要な以前のアップデートをすべて自動的にインストールする
  5. 脆弱性]ページで、選択したアップデートのインストールで修正する脆弱性を選択します:
    • 他の基準に一致するすべての脆弱性を修正する
    • リストの脆弱性のみを修正する
  6. 名前]ウィンドウで、作成中のルール名を指定します。この名前は、作成したタスクのプロパティウィンドウを開くことで、後から[設定]セクションで変更できます。

ルール作成ウィザードを完了すると、新しいルールが作成され、タスク追加ウィザードの[アップデートインストールのルールを指定します]に表示されます。

Microsoft 製品のアップデートを対象とするルールを作成するには:

  1. タスク追加ウィザードの[設定]ページで、[追加]をクリックします。

    ルール作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。

  2. ルールの種別]ページで、[Windows Update のルール]を選択します。
  3. 全般基準]ウィンドウで、次の設定を指定します:
    • インストールするアップデートの設定
    • 次のレベル以上の深刻度の脆弱性を修正する
    • 次のレベル以上の MSRC 深刻度の脆弱性を修正する
  4. アプリケーション]ウィンドウで、アップデートをインストールするアプリケーションとアプリケーションのバージョンを選択します。既定では、すべてのアプリケーションがオンです。
  5. アップデートのカテゴリ]ページで、インストールするアップデートのカテゴリを選択します。これらのカテゴリは Microsoft Update カタログで使用されているのと同じカテゴリです。既定では、すべてのカテゴリがオンです。
  6. 名前]ウィンドウで、作成中のルール名を指定します。この名前は、作成したタスクのプロパティウィンドウを開くことで、後から[設定]セクションで変更できます。

ウィザードを完了すると、新しいルールが作成され、タスク追加ウィザードの[アップデートインストールのルールを指定します]に表示されます。

サードパーティ製品のアップデートを対象とするルールを作成するには:

  1. タスク追加ウィザードの[設定]ページで、[追加]をクリックします。

    ルール作成ウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。

  2. ルールの種別]ページで、[サードパーティ製品のアップデートのルール]を選択します。
  3. 全般基準]ウィンドウで、次の設定を指定します:
    • インストールするアップデートの設定
    • 次のレベル以上の深刻度の脆弱性を修正する
  4. アプリケーション]ページで、アップデートをインストールするアプリケーションとアプリケーションのバージョンを選択します。既定では、すべてのアプリケーションがオンです。
  5. 名前]ウィンドウで、作成中のルール名を指定します。この名前は、作成したタスクのプロパティウィンドウを開くことで、後から[設定]セクションで変更できます。

ウィザードを完了すると、新しいルールが作成され、タスク追加ウィザードの[アップデートインストールのルールを指定します]に表示されます。

関連項目:

ソフトウェアアップデートの拒否と承認

シナリオ:サードパーティ製ソフトウェアの脆弱性の検知と修正

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