[Windows Update の同期の実行]タスクは、脆弱性とパッチ管理ライセンスがある場合にのみ使用できます。
管理サーバーを WSUS サーバーとして使用する場合は、[Windows Update の同期の実行]タスクが必要です。この場合、管理サーバーは Windows の更新プログラムをデータベースにダウンロードし、ネットワークエージェントを介して集中モードでクライアントデバイス上の Windows Update に更新プログラムを渡します。ネットワークで WSUS サーバーが使用されていない場合は、個々のクライアントデバイスが外部のサーバーから Microsoft のアップデートを個別にダウンロードします。
Windows Update の同期の実行タスクは、メタデータのみを Microsoft のサーバーからダウンロードします。アップデートインストールタスクを実行すると、Kaspersky Security Center は更新プログラムをダウンロードします。その際、インストール用に選択した更新プログラムのみをダウンロードします。
Windows Update の同期の実行タスクの実行時に、本製品は Microsoft Update サーバーから現行のアップデート一覧を受信します。その後、本製品は古くなったアップデートの一覧を作成します。次に脆弱性とアプリケーションのアップデートの検索タスクを開始する時に、本製品はすべての古くなったアップデートにフラグを付け、削除までの時間を設定します。次に Windows Update の同期の実行タスクを開始する時に、30 日前に削除フラグが付けられたアップデートはすべて削除されます。また、フラグを付けてから 181 日以上経過しているアップデートの有無を確認し、あれば削除します。
Windows Update の同期の実行タスクが完了し、古くなったアップデートが削除されても、削除されたアップデートのファイルに属するハッシュコードがデータベース上に残っていることがあります。同様に、%AllUsersProfile%\Application Data\KasperskyLab\adminkit\1093\.working\wusfiles にある対応するファイルもデータベース上に残っていることがあります(それ以前にダウンロードされていた場合)。データベースと対応するファイルから古くなったレコードを削除するには、管理サーバーのメンテナンスタスクを実行してください。
Windows Update の同期の実行タスクを作成するには:
タスク追加ウィザードが開始されます。ウィザードの指示に従ってください。
Kaspersky Security Center が Microsoft Windows Update Server のアップデートと同期すると、全ファイルに関する情報が管理サーバーのデータベースに保存されます。Windows Update エージェントとのやり取りの間、アップデートに必要なファイルもすべてドライブにダウンロードされます。具体的には、Kaspersky Security Center によって、高速インストールファイルに関する情報がデータベースに保存され、必要な時にこれらのファイルがダウンロードされます。高速インストールファイルをダウンロードすると、ドライブの空き容量が減少します。
ディスクの空き容量の減少を避け、トラフィックを減らすには、[高速インストールファイルをダウンロード]をオフにします。
[全製品]をオンにすると、すべての既存のアプリケーション、および今後リリースされる可能性のあるすべてのアプリケーションのアップデートがダウンロードされます。
[全カテゴリ]をオンにすると、すべての既存のアップデートカテゴリ、および今後生じる可能性のあるすべてのカテゴリのアップデートがダウンロードされます。
タスクが作成され、タスクリストに表示されます。
タスクが指定した設定で作成されます。