ディストリビューションポイントの標準設定:単一のオフィス
標準の「単一のオフィス」設定では、すべてのデバイスが組織ネットワーク内に置かれているため、お互いを「見る」ことができます。組織ネットワークは、いくつかの部分に区切られ(ネットワークまたはネットワークセグメント)、狭い帯域幅によって連結されるかたちで構成されている場合があります。
管理グループの構造は、次の方法で構築することが可能です:
- ネットワークトポロジーを考慮に入れて管理グループの構造を構築します。管理グループの構造が、厳密にネットワークトポロジーを反映していなくても問題ありません。ネットワークが区切られた各部分と特定の管理グループの間に一致があれば十分です。ディストリビューションポイントの自動割り当てを使用するか、または手動で割り当てることができます。
- ネットワークトポロジーを考慮に入れずに管理グループの構造を構築します。この場合は、ディストリビューションポイントの自動割り当てを無効にしてから、ディストリビューションポイントとして動作する 1 台以上のデバイスをネットワークの区切られた各部分のルート管理グループ(たとえば、管理対象デバイスグループ)に対して割り当てる必要があります。ディストリビューションポイントは、すべて同じレベルに置かれ、組織ネットワーク内のすべてのデバイスを包含する同じ範囲を対象とします。この場合、バージョン 10 Service Pack 1 以降の各ネットワークエージェントは、最短経路のディストリビューションポイントに接続します。ディストリビューションポイントへの経路は、tracert ユーティリティによって追跡できます。
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