Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールの概要

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソール(以降、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールと表記)は、カスペルスキー製品により保護されるネットワークのセキュリティシステムのステータスを管理する目的で設計された Web アプリケーションです。

このアプリケーションを使用して、次のことができます:

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールは、ブラウザーを使用してデバイスと管理サーバーが交信できるようにする Web インターフェイスを提供します。管理サーバーは、ネットワーク内のデバイスにインストールされたカスペルスキー製品の管理を目的として設計されたアプリケーションです。管理サーバーは、セキュアソケットレイヤー(SSL)プロトコルで保護されたチャネルでネットワークのデバイスに接続します。ブラウザーを使用して Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールに接続する場合、ブラウザーは Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールサーバーとの接続を確立します。

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールは、次のように操作します:

  1. ブラウザーで Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールに接続すると、Web ポータルのインターフェイスが表示されます。
  2. Web ポータルによる管理を使用して、実行するコマンドを選択します。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールは次の操作を実行します:
    • 情報を受信する目的でコマンドを実行した場合(デバイスのリストを表示するなど)、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールは管理サーバーに対する情報のリクエストを生成し、必要なデータを受信し、表示に適した形式でブラウザーに送信します。
    • 管理用のコマンドを選択した場合(アプリケーションのリモートインストールなど)、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールはブラウザーからコマンドを受信し、それを管理サーバーに送信します。その後、管理サーバーからコマンドの結果を受信し、それを表示に適した形式でブラウザーに送信します。

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールは多言語で利用できます。本製品を開き直さずに、任意のタイミングでインターフェイスの言語を変更できます。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを Kaspersky Security Center と合わせてインストールする場合、インストールファイルと同じ言語が Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールのインターフェイス言語として選択されます。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールのみをインストールする場合、オペレーティングシステムと同じ言語がインターフェイス言語として選択されます。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールでインストールファイルやオペレーティングシステムの言語がサポートされていない場合、既定では英語が選択されます。

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールでは、モバイルデバイス管理はサポートされていません。ただし、MMC ベースの管理コンソールでモバイルデバイスを管理グループに追加した場合、これらのモバイルデバイスも Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールで表示されます。

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