シナリオ:Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用したカスペルスキー製品の導入

このシナリオは、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用したカスペルスキー製品の導入方法を説明しています。導入には、クイックスタートウィザードと製品導入ウィザードを使用する方法と、すべての必要なステップを手動で完了させる方法があります。

必須条件

次の製品は、Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを使用して導入できます:

カスペルスキー製品の導入シナリオは、以下の手順で進みます:

  1. アプリケーションの管理プラグインのダウンロード

    このステップはクイックスタートウィザードの一部として実行できます。ウィザードを実行しない場合は、Kaspersky Endpoint Security for Windows のプラグインを手動でダウンロードします。

    企業のモバイルデバイスを管理する場合は、Kaspersky Security for Mobile のヘルプの手順に従って Kaspersky Endpoint Security for Android の管理プラグインをダウンロードしインストールしてください。

  2. インストールパッケージのダウンロードと作成

    このステップはクイックスタートウィザードの一部として実行できます。

    クイックスタートウィザードを使用すると、管理プラグインと一緒にインストールパッケージをダウンロードできます。ウィザードの実行中にこのオプションを選択しない場合は、手動でパッケージをダウンロードする必要があります。

    Kaspersky Security Center を使用してカスペルスキー製品をインストールできないデバイスがある場合(リモートワークで働く従業員のデバイスなど)、製品のスタンドアロンインストールパッケージを作成できます。スタンドアロンパッケージを使用してカスペルスキー製品をインストールする場合、リモートインストールタスクを作成して実行したり、Kaspersky Endpoint Security for Windows のタスクを作成、設定したりする必要はありません。

  3. リモートインストールタスクの作成、設定、実行

    Kaspersky Endpoint Security for Windows では、この段階は製品導入ウィザードの一部となっており、クイックスタートウィザードの終了後に自動的に開始されます。製品導入ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。

    異なる管理グループや異なるデバイスの抽出を対象に、複数のリモートインストールタスクを手動で作成することもできます。これらのタスクでは、同一製品の異なるバージョンを導入できます。

    ネットワーク上ですべてのデバイスが検出済みであることを確認してから、リモートインストールタスクを実行します。

    SUSE Linux Enterprise Server 15 オペレーティングシステムを搭載したデバイスにネットワークエージェントをインストールする場合は、ネットワークエージェントの設定前に、insserv-compat パッケージをインストールします

  4. 管理対象アプリケーションのタスクの作成と設定

    Kaspersky Endpoint Security for Windows のアップデートインストールタスクを設定する必要があります。

    この段階はクイックスタートウィザードの一部です:既定の設定を使用してタスクは自動的に作成、設定されます。ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。クイックスタートウィザードを使用する場合、タスクのスケジュールが要件を満たすことを確認してください(既定では、タスクの実行予定は[手動]に設定されていますが、別のオプションも選択できます)。

    他のカスペルスキー製品には、別の既定のタスクがある場合があります。詳細については、該当する製品のドキュメントを参照してください。

    作成した各タスクのスケジュールがお客様の要件に合致しているかを確認します。

  5. Kaspersky Security for Mobile のインストール(省略可能)

    企業のモバイルデバイスを管理する場合は、Kaspersky Security for Mobile のヘルプの手順に従って Kaspersky Endpoint Security for Android を導入してください。

  6. ポリシーの作成

    アプリケーションごとに手動または(Kaspersky Endpoint Security for Windows の場合)クイックスタートウィザードを使用してポリシーを作成します。ポリシーは既定の設定を使用できます。また、いつでも必要に応じてポリシーの既定の設定を変更できます。

  7. 結果の検証

    導入が正しく完了しているかの確認:アプリケーションごとにポリシーとタスクが設定済みで、これらのアプリケーションが管理対象デバイスにインストールされていることを確認します。

結果

これらのステップがすべて完了すると、次の状態を実現できます:

関連項目:

強制同期

シナリオ:定義データベースとカスペルスキー製品の定期的なアップデート

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