アンチウイルスによる保護の初期導入

このセクションでは、ネットワークエージェント(バージョン 13)および Kaspersky Endpoint Security for Windows をクライアントデバイスにインストールした後のトラフィック量について説明します(次の表を参照)。

セットアップに必要なファイルが管理サーバーからクライアントデバイス上の共有フォルダーにコピーされる場合、ネットワークエージェントが強制インストールでインストールされます。インストールが完了すると、ネットワークエージェントが管理サーバーへの接続を使用して Kaspersky Endpoint Security for Windows の配布パッケージを取得します(次の表を参照)。

トラフィック

 

シナリオ

1 台のクライアントデバイスへのネットワークエージェントのインストール

1 台のクライアントデバイスへの Kaspersky Endpoint Security for Windows のインストール(定義データベースのアップデートを含む)

ネットワークエージェントと Kaspersky Endpoint Security for Windows の同時インストール

クライアントデバイスから管理サーバーへのトラフィック(KB)

1638.4

7843.84

9707.52

管理サーバーからクライアントデバイスへのトラフィック(KB)

69,990.4

259,317.76

329,318.4

トラフィックの合計(クライアントデバイス 1 台)(KB)

71,628.8

267,161.6

339,025.92

 

ネットワークエージェントをクライアントデバイスにインストールしたら、管理グループ内のいずれかのデバイスをディストリビューションポイントとして割り当てることができます。それを使用してインストールパッケージを配布できます。この場合、アンチウイルスによる保護の初期導入におけるトラフィック量は、IP マルチキャストを使用するかどうかによって大幅に変わります。

IP マルチキャストを使用すると、インストールパッケージは、管理グループ内の稼働中のデバイスすべてに一度だけ配布されます。したがって、管理グループ内で動作中のデバイスの総数が N 台とすると、トラフィックの合計は N 分の 1 になります。IP マルチキャストを使用しないと、トラフィックの合計は、配布パッケージを管理サーバーからダウンロードする時のトラフィックと同一です。ただし、インストールパッケージは管理サーバーからではなくディストリビューションポイントからダウンロードされます。

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