[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクの作成

すべて表示 | すべて非表示

macOS を実行しているディストリビューションポイントデバイスでは、カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートをダウンロードできません。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの対象範囲に macOS を実行しているデバイスが 1 台以上含まれている場合、すべての Windows デバイスでタスクが正常に完了した場合でも、タスクには「失敗」ステータスが付与されます。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを管理グループに対して作成できます。このタスクは、指定の管理グループ内のディストリビューションポイントに対して実行されます。

このタスクの使用例としては、管理サーバーとディストリビューションポイント間の通信の方が、ディストリビューションポイントとカスペルスキーのアップデートサーバー間の通信よりも費用がかかる場合や、管理サーバーがインターネットにアクセスできない場合などがあります。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを、選択した管理グループに対して作成するには:

  1. コンソールツリーで、[タスク]フォルダーを選択します。
  2. フォルダーの作業領域で[タスクの作成]をクリックします。

    タスク追加ウィザードが開始されます。ウィザードの指示に従ってください。

  3. ウィザードの[タスク種別の選択]ウィンドウで[Kaspersky Security Center 13 管理サーバー]フォルダーを選択し、[詳細]フォルダーを開いて[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクを選択します。
  4. ウィザードの[設定]ページで、タスクを次のように設定します:
    • アップデート元
    • アップデート保存先フォルダー
  5. ウィザードの[管理グループの選択]ウィンドウで[参照]をクリックして、タスクを適用する管理グループを選択します。
  6. ウィザードの[タスクスケジュールの設定]ページで、タスク開始のスケジュールを作成できます。必要に応じて、次の設定を指定します:
    • 実行予定:
      • N 時間ごと
      • N 日ごと
      • N 週間ごと
      • N 分ごと
      • 毎日(サマータイムはサポートしていません)
      • 毎週
      • 曜日ごと
      • 毎月
      • 手動(既定で選択)
      • 毎月、選択した週の指定日
      • ウイルスアウトブレイク検知次第
      • 他のタスクが完了次第
    • 未実行のタスクを実行する
    • タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる
    • タスクの開始を次の時間範囲内でランダムに遅延させる(分)
  7. ウィザードの[タスク名の定義]ウィンドウで、作成中のタスク名を指定します。タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
  8. タスク作成の終了]ウィンドウで、[終了]をクリックしてウィザードを終了します。

    ウィザード終了後にすぐにタスクを開始するには、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。

ウィザードが完了すると、[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクが、コンソールの対象の管理グループのネットワークエージェントタスクのリストと[タスク]作業領域に表示されます。

タスクの作成時に指定した設定およびタスクのその他のプロパティは、いつでも変更できます。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを実行すると、定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートがアップデート元からダウンロードされ、共有フォルダーに保存されます。指定の管理グループに含まれていて、ディストリビューションポイントタスクが明示的に設定されていないディストリビューションポイントにしか、ダウンロードされたアップデートは使用されません。

管理サーバーのプロパティウィンドウの[セクション]ペインで、[ディストリビューションポイント]を選択します。各ディストリビューションポイントのプロパティの[アップデート元]セクションでは、アップデート元を指定できます([管理サーバーから取得]または[アップデートの強制ダウンロードタスクを使用])。手動または自動的に割り当てられたディストリビューションポイントでは、[管理サーバーから取得]があらかじめ選択されています。これらのディストリビューションポイントは、ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの結果を使用します。

各ディストリビューションポイントのプロパティによって、そのディストリビューションポイント用に個別に設定されたネットワークフォルダーが指定されます。フォルダー名はそのディストリビューションポイントによって異なる場合があります。そのため、デバイスのグループ用のタスクを作成する場合、タスクプロパティでネットワークフォルダーを変更しないでください。

1 台のデバイス用のローカルタスクを作成する場合、[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクのプロパティでアップデートを格納するネットワークフォルダーを変更できます。

旧バージョンのアプリケーション(Kaspersky Security Center 10 Service Pack 2 以前)では、ディストリビューションポイント用のアップデートのダウンロードタスクをローカルタスクとしてしか作成できません。Kaspersky Security Center 10 Service Pack 3 以降、この制限がなくなったため、トラフィック量が減少しています。

関連項目:

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの設定

シナリオ:定義データベースとカスペルスキー製品の定期的なアップデート

ページのトップに戻る