管理対象デバイスのリストへの Android モバイルデバイスの追加

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ユーザーの Android モバイルデバイスを管理対象デバイスのリストに追加するには、Kaspersky Endpoint Security for Android と共有証明書をデバイスに配信してインストールする必要があります。共有証明書は、モバイルデバイスを識別するために管理サーバーで使用されます。共有証明書がモバイルデバイスに配信されてインストールされると、管理対象デバイスのリストにそのモバイルデバイスが表示されます。

ユーザーのモバイルデバイスを、新しいモバイルデバイスの接続ウィザードを使用して管理対象デバイスのリストに追加できます。新しいモバイルデバイスの接続ウィザードでは、次の 2 つの方法のいずれかで、共有証明書と Kaspersky Endpoint Security for Android の配信およびインストールを実行できます:

新しいモバイルデバイスの接続ウィザードの起動

次のいずれかの方法で新しいモバイルデバイスの接続ウィザードを起動します:

Google Play のリンクを使用しての Android モバイルデバイスの追加

Google Play のリンクを使用して Kaspersky Endpoint Security for Android と共有証明書をモバイルデバイスにインストールするには:

  1. 新しいモバイルデバイスの接続ウィザードを起動します。
  2. ウィザードの[オペレーティングシステム]ページで、モバイルデバイスのオペレーティングシステム種別として[Android]を選択します。
  3. ウィザードの[Kaspersky Endpoint Security for Android のインストール方法]ページで、[Google Play のリンクを使用]を選択します。
  4. ウィザードの[管理対象のモバイルデバイスを所有しているユーザーを選択してください]ページで、管理対象デバイスのリストに追加するモバイルデバイスを所有しているユーザー、セキュリティグループ、または Active Directory セキュリティグループを選択します。

    ユーザーアカウント]フォルダーのコンテキストメニューで[モバイルデバイスの追加]を選択してウィザードを開始した場合、この手順はスキップされます。

    新しいユーザーアカウントをリストに追加するには、[追加]をクリックして表示されるウィンドウで、ユーザーアカウントの情報を入力します。既存のユーザーアカウントの情報を変更したり確認するには、リストからユーザーアカウントを選択し[プロパティ]をクリックします。

  5. ウィザードの[証明書ソース]ウィンドウで、管理サーバーがモバイルデバイスの識別に使用する共有証明書の作成方法を指定します。次のいずれかの方法で、共有証明書を指定できます:
    • 管理サーバーツール経由で証明書を発行する
    • 証明書ファイルを指定する
  6. ウィザードの[ユーザー通知方法]ページで、証明書の作成に関する SMS またはメールによってモバイルデバイスユーザーに通知する場合の設定を定義します。
    • ウィザード内でリンクを表示
    • リンクをユーザーに送信
  7. 結果]ウィンドウで、[完了]をクリックして、証明書インストールウィザードを閉じます。

ウィザードが終了すると、リンクと QR コードがユーザーのモバイルデバイスに送信され、Kaspersky Endpoint Security for Android をダウンロードできるようになります。ユーザーがリンクをクリックするか QR コードをスキャンします。その後、モバイルデバイスのオペレーティングシステムが、Kaspersky Endpoint Security for Android のインストールへの同意をユーザーに要求します。Kaspersky Endpoint Security for Android がダウンロードされてインストールされると、モバイルデバイスが管理サーバーに接続して、共有証明書をダウンロードします。証明書がモバイルデバイスにインストールされると、そのモバイルデバイスが、コンソールツリーの[モバイルデバイス]フォルダーにある[モバイルデバイス管理]フォルダーに表示されます。

Kaspersky Security Center Web サーバーのリンクを使用しての Android モバイルデバイスの追加

管理サーバーで公開された Kaspersky Endpoint Security for Android のインストールパッケージをインストールに使用します。

Web サーバーへのリンクを使用して Kaspersky Endpoint Security for Android と共有証明書をモバイルデバイスにインストールするには:

  1. 新しいモバイルデバイスの接続ウィザードを起動します。
  2. ウィザードの[オペレーティングシステム]ページで、モバイルデバイスのオペレーティングシステム種別として[Android]を選択します。
  3. ウィザードの[Kaspersky Endpoint Security for Android のインストール方法]ページで、[Web サーバーのリンクを使用]を選択します。

    下に表示されるフィールドで、インストールパッケージを選択するか、[新規]をクリックして新規インストールパッケージを作成します。

  4. ウィザードの[管理対象のモバイルデバイスを所有しているユーザーを選択してください]ページで、管理対象デバイスのリストに追加するモバイルデバイスを所有しているユーザー、セキュリティグループ、または Active Directory セキュリティグループを選択します。

    ユーザーアカウント]フォルダーのコンテキストメニューで[モバイルデバイスの追加]を選択してウィザードを開始した場合、この手順はスキップされます。

    新しいユーザーアカウントをリストに追加するには、[追加]をクリックして表示されるウィンドウで、ユーザーアカウントの情報を入力します。既存のユーザーアカウントの情報を変更したり確認するには、リストからユーザーアカウントを選択し[プロパティ]をクリックします。

  5. ウィザードの[証明書ソース]ウィンドウで、管理サーバーがモバイルデバイスの識別に使用する共有証明書の作成方法を指定します。次のいずれかの方法で、共有証明書を指定できます:
    • 管理サーバーツール経由で証明書を発行する
    • 証明書ファイルを指定する
  6. ウィザードの[ユーザー通知方法]ページで、証明書の作成に関する SMS またはメールによってモバイルデバイスユーザーに通知する場合の設定を定義します。
    • ウィザード内でリンクを表示
    • リンクをユーザーに送信
  7. 結果]ウィンドウで、[完了]をクリックして、証明書インストールウィザードを閉じます。

Kaspersky Endpoint Security for Android のモバイルアプリパッケージが自動的に Kaspersky Security Center Web サーバーで公開されます。モバイルアプリパッケージには、アプリ、モバイルデバイスから管理サーバーへの接続設定、および証明書が含まれます。モバイルデバイスのユーザーが、Web サーバーからパッケージをダウンロードするためのリンクが記載された通知を受信します。ユーザーが、リンクをクリックします。デバイスのオペレーティングシステムが、モバイルアプリパッケージのインストールへの同意をユーザーに要求します。ユーザーが同意すると、パッケージがモバイルデバイスにダウンロードされます。パッケージがダウンロードされ、モバイルデバイスが管理サーバーと同期されると、そのデバイスが、コンソールツリーの[モバイルデバイス管理]フォルダーにある[モバイルデバイス]フォルダーに表示されます。

関連項目:

シナリオ:モバイルデバイス管理の導入

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