管理サーバーとデータベースサーバーの別のデバイスへの移動

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新しいデバイスで管理サーバーを使用する必要がある場合は、次のいずれかの方法で移動できます:

管理サーバーとデータベースサーバーを新しいデバイスに移動するには:

  1. 以前のデバイスで、管理サーバーデータのバックアップを作成します。

    このためには、管理コンソールからデータバックアップタスクを実行するか、klbackup ユーティリティを実行します。

    以前のデバイスで SQL サーバーを管理サーバーの DBMS として使用している場合、 Kaspersky Security Center は SQL サーバーとのみ互換性のあるデータバックアップを作成します。これは、バックアップから新しいデバイスの MySQL または MariaDB にデータを復元できないことを意味します。

  2. 管理サーバーをインストールする新しいデバイスを選択します。選択したデバイスのハードウェアとソフトウェアが、管理サーバー、管理コンソール、およびネットワークエージェントの要件を満たしていることを確認してください。また、管理サーバーで使用されるポートが使用可能であることを確認してください。
  3. 新しいデバイスで、管理サーバーが使用するデータベース管理システム(DBMS)をインストールします。

    DBMS を選択する際は、管理サーバーが対応するデバイスの数を考慮してください。

  4. 新しいデバイスで管理サーバーのカスタムインストールを実行します。
  5. 以前のデバイスで管理サーバーがインストールされていたフォルダーと同じフォルダーに、管理サーバーのコンポーネントをインストールします。[参照]をクリックして、ファイルパスを指定します。

    [カスタムインストール]ウィンドウで、インストール用に管理サーバーコンポーネントが選択され、インストールフォルダーが指定されます。

    [カスタムインストール]ウィンドウ

  6. データベースサーバーの接続設定を構成します

    [接続設定]ウィンドウで、Microsoft SQL Server の設定が指定されます。SQL Server インスタンス名とデータベース名フィールドが入力されます。

    Microsoft SQL Server の[接続設定]ウィンドウの例

    データベースサーバーを配置する必要がある場所に応じて、次のいずれかを実行します:

    • データベースサーバーを新しいデバイスに移動する
    • データベースサーバーを以前のデバイスに保持する
  7. インストールが完了したら、klbackup ユーティリティを使用して、新しいデバイスで管理サーバーのデータを復元します。

    以前のデバイスと新しいデバイスで SQL Server を DBMS として使用する場合、新しいデバイスにインストールされている SQL Server のバージョンは、以前のデバイスにインストールされている SQL Server のバージョンと同じかそれ以降である必要があります。それ以外のバージョンの場合、新しいデバイスで管理サーバーのデータを復元できません。

  8. 管理コンソールを開き、管理サーバーに接続します
  9. すべてのクライアントデバイスが管理サーバーに接続されていることを確認します。
  10. 以前のデバイスから管理サーバーとデータベースサーバーをアンインストールします。

Kaspersky Security Center 13 Web コンソールを使用して、管理サーバーとデータベースサーバーを別のデバイスに移動することもできます。

関連項目:

クライアントデバイスの管理サーバーの変更

ネットワークエージェントのポリシー設定

Kaspersky Security Center のインストール

管理サーバーデータのバックアップと復元

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