デバイスのハードディスクイメージの取得とコピーを使用した導入

オペレーティングシステムとその他のソフトウェアもインストール(または再インストール)する必要があるデバイスにネットワークエージェントをインストールする必要がある場合は、そのデバイスのハードディスクを取得してコピーするメカニズムを使用できます。

ハードディスクイメージの取得とコピーによる導入を実行するには:

  1. オペレーティングシステムと関連するソフトウェア(ネットワークエージェントとセキュリティ製品を含む)がインストールされた基準デバイスを作成します。
  2. デバイスの基準イメージを取得し、Kaspersky Security Center の専用タスクを使用して、そのイメージを新しいデバイスに配信します。

    ディスクイメージを取得してインストールするには、組織で使用可能なサードパーティ製のツールと、Kaspersky Security Center によって(脆弱性とパッチ管理ライセンスの下に)提供される機能のいずれかを使用できます。

サードパーティ製のツールを使用してディスクイメージを処理する場合は、デバイスで基準イメージからの導入を実行する際に、Kaspersky Security Center が管理対象デバイスの識別に使用している情報を削除する必要があります。そうしないと、同じイメージをコピーして作成されたデバイスを、管理サーバーが適切に区別できません。

Kaspersky Security Center のツールを使用してディスクイメージを取得する際は、この問題が自動的に解決されます。

サードパーティ製のツールを使用したディスクイメージのコピー

ネットワークエージェントがインストールされたデバイスのイメージの取得にサードパーティ製のツールを適用する際には、次のいずれかの方法を使用します:

ハードディスクイメージが正しくコピーされていない場合は、この問題を解決できます。

オペレーティングシステムイメージを使用して、新しいデバイスにネットワークエージェントを導入する場合は、別のシナリオが適用できます:

単一のオペレーティングシステムイメージを、ネットワークエージェントやセキュリティ製品用の様々なインストールオプション(スタンドアロンパッケージに関連付けたデバイス移動ルールを含む)と組み合わせて使用できます。これにより導入プロセスが若干複雑になり、デバイスからのスタンドアロンインストールパッケージを含むネットワークフォルダーへのアクセス権を付与することが必要になります。

関連項目:

ネットワークエージェントのディスククローンモード

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