Windows ネットワークのポーリング
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Windows ネットワークのポーリングの概要
簡易ポーリングでは管理サーバーが、すべてのネットワークドメインとワークグループ内のデバイスの NetBIOS 名リストの情報のみ取得します。完全ポーリングでは、各クライアントデバイスに対して次の情報が要求されます:
- オペレーティングシステムの名前
- IP アドレス
- DNS 名
- NetBIOS 名
簡易ポーリングと完全ポーリングの両方で次の要件を満たす必要があります:
- UDP 137/138、TCP 139、UDP 445、TCP 445 ポートをネットワーク内で利用できる必要があります。
- SMB プロトコルが有効になっています。
- Microsoft のコンピューターブラウザーサービスを使用し、管理サーバー上でプライマリブラウザーコンピューターが有効である必要があります。
- Microsoft のコンピューターブラウザーサービスを必ず使用し、クライアントデバイス上でプライマリブラウザーコンピューターが有効であり、かつ次の条件を満たす必要があります:
- ネットワークデバイスが 32 台以内の場合、1 台以上のデバイスで実行する
- ネットワークデバイス 32 台につき、1 台以上のデバイスで
完全ポーリングは簡易ポーリングを 1 回以上実行している場合にのみ実行できます。
Windows ネットワークのポーリング設定の表示と変更
Windows ネットワークのポーリングのプロパティを変更するには:
- メインメニューで、[検出と製品の導入]→[検出]→[Windows ドメイン]の順に移動します。
- [プロパティ]をクリックします。
Windows ドメインのプロパティウィンドウが開きます。
- [Windows ネットワークのポーリングを有効にする]を使用して、Windows ネットワークのポーリングをオンまたはオフにします。
- ポーリングスケジュールを設定します。既定では、簡易ポーリングが 15 分ごとに、完全ポーリングが 60 分ごとに実行されます。
ポーリングスケジュールのオプション:
- N 日ごと
指定した日時から、日単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
既定では、現在のシステム日時から、1 日ごとにポーリングが実行されます。
- N 分ごと
指定した時刻から、分単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
- 曜日ごと
指定した曜日(複数可)の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
- 毎月、選択した週の指定日
毎月、指定した週・曜日の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
- 未実行のタスクを実行する
ポーリングの実行がスケジュールされていた時刻に管理サーバーがオフまたは接続できなかった場合は、管理サーバーがオンになった時に即座にポーリングを実行させるか、ポーリングの次回のスケジュールまで待機するかを選択できます。
このオプションをオンにすると、管理サーバーがオンになるとすぐにポーリングを開始します。
このオプションをオフにすると、管理サーバーはポーリングの次回のスケジュールまでポーリングの実行を待機します。
既定では、このオプションはオフです。
- [保存]をクリックします。
プロパティが保存され、検出されたすべての Windows ドメインおよびワークグループに適用されます。
手動でのポーリングの実行
手動でポーリングを実行するには:
[簡易ポーリングの開始]または[完全ポーリングの開始]をクリックします。
ポーリングの完了後、[Windows ドメイン ]ページでドメイン名に隣接するチェックボックスをオンにして[デバイス]をクリックすると、検出されたデバイスのリストを表示できます。
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