ライセンスのクライアントデバイスへの配信

Kaspersky Security Center Web コンソールでは、ライセンスをクライアントデバイスに自動的に、または[アプリケーションのアクティベーション]タスクを通じて配信することができます。このタスクを使用して、特定のデバイスグループにライセンスを配信できます。タスク経由でライセンスが配信される際、デバイス数へのライセンスの制限が適用されません。自動ライセンス配信を使用すると、ライセンス制限に達した時にライセンスの配信を自動的に停止できます。

ライセンスの自動配信を有効にする場合は、そのライセンスをクライアントデバイスに配信するための[アプリケーションのアクティベーション]タスクを作成しないでください。そうしないと、頻繁な同期により管理サーバーの負荷が増加します。

配信前に、ライセンスを管理サーバーリポジトリに追加します

アプリケーションのアクティベーション]タスクを使用してクライアントデバイスにライセンスを配信するには、次の手順を実行します:

  1. メインメニューで、[デバイス]→[タスク]の順に移動します。
  2. 追加]をクリックします。

    新規タスクウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。

  3. アプリケーション]ドロップダウンリストで、ライセンスを追加する製品を選択します。
  4. タスク種別]リストから、[アプリケーションのアクティベーション]タスクを選択します。
  5. タスク名]フィールドに、新しいタスクの名前を指定します。
  6. タスクを割り当てるデバイス]を選択します。
  7. ウィザードの[ライセンス情報ファイルの選択]手順で、[ライセンスの追加]リンクをクリックしてライセンスを追加します。
  8. [ライセンスの追加]ペインで、次のいずれかのオプションを使用してライセンスを追加します:

    ライセンスを追加する必要があるのは、[アプリケーションのアクティベーション]タスクを作成する前にライセンスを管理サーバーのリポジトリに追加しなかった場合のみです。

    • アクティベーションコードの入力]オプションを選択してアクティベーションコードを入力し、次の手順を実行します:
      1. アクティベーションコードを指定して[送信]ボタンをクリックしてください。

        ライセンスに関する情報が[ライセンスの追加]ペインに表示されます。

      2. 保存]をクリックします。

        ライセンスを管理対象デバイスに自動的に配信する場合は、[管理対象デバイスにライセンスを自動的に配信する]オプションを有効にします。

        [ライセンスの追加]ペインが閉じます。

    • ライセンス情報ファイルの追加]オプションを選択してライセンスファイルを追加し、次の操作を実行します:
      1. ライセンス情報ファイルの選択]ボタンをクリックします。
      2. [ライセンス情報ファイルの選択]ウィンドウが開いたら、ライセンス情報ファイルを選択し、[開く]をクリックします。

        ライセンスに関する情報が[ライセンスの追加]ペインに表示されます。

      3. 保存]をクリックします。

        管理対象デバイスにライセンスを自動的に配信する場合は、[管理対象デバイスにライセンスを自動的に配信する]オプションを有効にします。

        [ライセンスの追加]ペインが閉じます。

  9. ライセンスのテーブルで[ライセンス]を選択します。
  10. ウィザードの[ライセンス情報]手順で、現在のライセンスを置き換える場合は、既定の[予備のライセンスとして使用する]をオフにします。

    たとえば、組織が変更され、デバイスで別の組織のライセンスが必要な場合や、ライセンスが再発行され、新しいライセンスの有効期限が現在のライセンスよりも早く切れる場合に、これが必要になります。エラーを回避するには、[予備のライセンスとして使用する]をオフにする必要があります。

    Kaspersky Security Center にライセンスを追加する際に発生する可能性のある問題とその解決方法の詳細については、Kaspersky Security Center ナレッジベースを参照してください。

  11. ウィザードの[タスク作成の終了]ステップで[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにした場合、既定のタスク設定を編集できます。

    このオプションをオンにしない場合、タスクは既定の設定で作成されます。既定の設定からの変更は、後からいつでも実行できます。

  12. 終了]をクリックします。

    ウィザードではタスクを作成します。[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにした場合、タスクのプロパティウィンドウが自動的に表示されます。このウィンドウでは、[一般的なタスク設定]を指定し、必要に応じてタスク作成時に指定した設定を変更できます。

    タスクのリストで作成されたタスクの名前をクリックして、タスクのプロパティウィンドウを開くこともできます。

    タスクが作成、設定され、タスクリストに表示されます。

  13. タスクを実行するには、タスクリストで目的のタスクを選択し、[開始]をクリックします。

    タスクのプロパティウィンドウの[スケジュール]タブでタスクの開始スケジュールを設定することもできます。

    スケジュール開始設定の詳細については、「タスクの一般設定」を参照してください。

タスクが完了すると、選択したデバイスにライセンスが導入されます。

関連項目:

管理対象アプリケーションのライセンスの管理

ライセンスの管理サーバーリポジトリへの追加

ライセンスの自動配信

使用中のライセンスに関する情報の表示

リポジトリからのライセンスの削除

使用許諾契約書による同意の取り消し

カスペルスキー製品のライセンスの更新

マーケットプレイスを使用してカスペルスキーの法人向けソリューションを選択する

主要なインストールシナリオ

Kaspersky Security Center Web コンソールのインストールと初期セットアップのシナリオ

Kaspersky Security Center 14.2 の機能のライセンス

管理対象アプリケーションのライセンスの管理

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