Kaspersky Security Center は、Windows を実行している管理対象デバイスでのクラウドサービスの使用を監視し、不要と判断されるクラウドサービスへのアクセスをブロックできます。Cloud Discovery は、ブラウザーやデスクトップアプリケーションからこれらのサービスにアクセスしようとするユーザーの試行を追跡します。また、暗号化されていない接続(HTTP プロトコルなどを使用)経由でクラウドサービスにアクセスしようとするユーザーの試行も追跡します。この機能は、シャドー IT によるクラウドサービスの使用を検知して停止するのに役立ちます。
ブロック機能は、Kaspersky Security Center EDR Optimum または XDR Expert ライセンスで Kaspersky Security Center をアクティベートした場合のみ使用できます。
ブロック機能は、Kaspersky Endpoint Security 11.2 for Windows 以降を使用している場合にのみ使用できます。以前のバージョンのセキュリティ製品では、クラウドサービスの使用を監視することしかできませんでした。
Cloud Discovery 機能を有効化し、機能を有効にするセキュリティポリシーまたはプロファイルを選択できます。各セキュリティポリシーまたはプロファイルで個別に機能を有効化または無効化することもできます。ユーザーにアクセスさせたくないクラウドサービスへのアクセスをブロックできます。
クラウドサービスへのアクセスをブロックできるようにするには、次の条件を満たしている必要があります。
Cloud Discovery ウィジェットと Cloud Discovery レポートには、クラウドサービスへのアクセスの成功およびブロックされた試行に関する情報が表示されます。ウィジェットには、各クラウドサービスのリスクレベルも表示されます。Kaspersky Security Center は、機能が有効になっているセキュリティポリシーまたはプロファイルによってのみ保護されているすべての管理対象デバイスから、クラウドサービスの使用に関する情報を取得します。