トレースの有効化と無効化、トレースファイルのダウンロード
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リモートデバイスでのトレースを有効にするには:
- リモート診断ユーティリティを実行して、目的のデバイスに接続します。
- デバイスのオブジェクトツリーで、トレースを有効にするアプリケーションを選択します。
デバイスが管理サーバーのツールを使用して接続している場合にだけ、セルフディフェンス機能があるアプリケーションのトレースを有効または無効にすることができます。
ネットワークエージェントのトレースの有効化は、アップデートのインストールと脆弱性の修正タスクの作成時に行うこともできます。この場合、リモート診断ユーティリティでネットワークエージェントのトレースが無効になっていても、ネットワークエージェントはトレース情報を書き込みます。
- トレースを有効にするには:
- リモート診断ユーティリティウィンドウの左側で、[トレースを有効化]をクリックします。
- [トレースレベルの選択]ウィンドウで表示される設定の既定値は変更しないことを推奨します。設定値の編集が必要な場合は、テクニカルサポート担当者が必要な変更をご案内します。次の設定を使用できます:
- トレースレベル
トレースレベルでは、トレースファイルに含める情報の詳細度を指定できます。
- ローテーションありトレース(Kaspersky Endpoint Security でのみ使用可能)
トレース情報を上書きし、トレースファイルのサイズが過剰に大きくなるの防止します。トレース情報を保存するために使用できるファイルの最大数と、各ファイルの最大サイズを指定します。トレースファイルの数が指定した最大数と同じになり、書き込み中のファイルのサイズが指定した最大サイズに達すると、新しいトレースファイルを作成できるように最も古いトレースファイルが削除されます。
- [OK]をクリックします。
- Kaspersky Endpoint Security では、テクニカルサポート担当者がシステムのパフォーマンス情報の Xperf トレースを有効にするようにお願いする場合があります。
Xperf トレースを有効にするには:
- リモート診断ユーティリティウィンドウの左側で、[Xperf トレースを有効化]をクリックします。
- [トレースレベルの選択]ウィンドウが開くので、テクニカルサポート担当者からの依頼内容に応じて、いずれかのトレースレベルを選択してください。
- 低レベル
この種別のトレースファイルには、システムに関する最小限の量の情報が含まれています。
既定では、このオプションがオンです。
- 高レベル
この種別のトレースファイルには低レベルのトレースファイルより詳細な情報が含まれています。低レベルのトレースファイルではパフォーマンスを十分に評価できない場合などに、テクニカルサポートの担当者から提出を求められることがあります。高レベルのトレースファイルには、ハードウェア、オペレーティングシステム、プロセスとアプリケーションの開始と終了のリスト、パフォーマンスの評価に使用されたイベント、Windows システム評価ツールからのイベントなどに関する情報を含む技術情報が含まれます。
- 次のいずれかのトレース種別を選択します:
- 基本
Kaspersky Endpoint Security の動作中にトレース情報が取得されます。
既定では、このオプションがオンです。
- 再起動時
管理対象デバイスでのオペレーティングシステムの起動時にトレース情報を受信します。このトレース種別は、デバイスが起動してから Kaspersky Endpoint Security が起動するまでの間にシステムパフォーマンスに影響を与える問題が発生している場合に使用すると効果的です。
- [ローテーションありトレース]を有効にし、トレースファイルのサイズが過剰に大きくなるのを防止するように依頼される場合もあります。続いて、トレースファイルの最大サイズを設定します。ファイルが指定した最大サイズに達すると、最も古いトレース情報が削除され、新しい情報が上書きされます。
- [OK]をクリックします。
場合によっては、トレースを有効にするには、セキュリティ製品とタスクを再起動しなければならないことがあります。
リモート診断ユーティリティで、選択したアプリケーションのトレースが有効になります。
アプリケーションのトレースファイルをダウンロードするには:
- 「リモート診断ユーティリティのクライアントデバイスへの接続」の説明に従って、リモート診断ユーティリティを実行し、目的のデバイスに接続します。
- アプリケーションのフォルダーの[トレースファイル]フォルダーで、目的のファイルを選択します。
- リモート診断ユーティリティウィンドウの左側で、[ファイル全体をダウンロード]をクリックします。
ファイルのサイズが大きい場合、最も新しいトレースの部分をダウンロードできます。
ハイライトされたトレースファイルを削除できます。ファイルを削除するには、トレースを無効にする必要があります。
選択したファイルが、ウィンドウ下部に表示されるパスにダウンロードされます。
リモートデバイスでのトレースを無効にするには:
- 「リモート診断ユーティリティのクライアントデバイスへの接続」の説明に従って、リモート診断ユーティリティを実行し、目的のデバイスに接続します。
- デバイスのオブジェクトツリーで、トレースを無効にするアプリケーションを選択します。
デバイスが管理サーバーのツールを使用して接続している場合にだけ、セルフディフェンス機能があるアプリケーションのトレースを有効または無効にすることができます。
- リモート診断ユーティリティウィンドウの左側で、[トレースを無効化]をクリックします。
リモート診断ユーティリティで、選択したアプリケーションのトレースが無効になります。
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