管理サーバーパフォーマンステストの結果

管理サーバーのパフォーマンステストの結果により、管理サーバーが特定の時間内に同期できるクライアントデバイス数の上限を決定できます。この情報により、コンピューターネットワークにおけるアンチウイルスの実装に最適なスキームを選択できます。

テストに使用されたハードウェアの設定は下表の通りです:

管理サーバー用ハードウェアの設定

 

パラメータ

CPU

Intel Xeon CPU E5630、クロック速度:2.53 GHz、ソケット数:2 2、コア数:8、論理プロセッサ数:16

メモリ

26 GB

ハードディスク

IBM ServeRAID M5014 SCSI Disk Device、487 GB

オペレーティングシステム

Microsoft Windows Server 2019 Standard, バージョン 10.0.17763、ビルド 17763

ネットワーク

QLogic BCM5709C Gigabit Ethernet(NDIS VBD Client)

SQL Server デバイスのハードウェア設定

 

パラメータ

CPU

Intel Xeon CPU E5450、クロック速度:2.93 GHz、ソケット数:2、コア数:8、論理プロセッサ数:16

メモリ

32 GB

ハードディスク

Adaptec Array SCSI Disk Device、2047 GB

オペレーティングシステム

Microsoft Windows Server 2019 Standard, バージョン 10.0.17763、ビルド 17763

ネットワーク

Intel 82576 Gigabit

管理サーバーは、500 台の仮想管理サーバーの作成をサポートしていました。

同期は、10,000 台の管理対象デバイスに対して 15 分間隔でした(下表参照)。

管理サーバー負荷のテスト結果概要

 

同期間隔(分)

管理対象デバイスの数

15

10,000

30

20000

45

30,000

60

40,000

75

50,000

90

60,000

105

70,000

120

80,000

135

90,000

150

100000

管理サーバーから接続しているデータベースサーバーが、MySQL または SQL Express の場合、10,000 台を超えるデバイスを管理しないようにすることを推奨します。MariaDB のデータベース管理システムでは、推奨される最大の管理対象デバイス数は 20,000 台です。

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