「ロック」属性とロックされた設定の概要

各ポリシー設定には、ロックのアイコン()があります。次の表は、ロックのステータスを示しています。

ロックのステータス

ステータス

説明

開いたロックのアイコン。スイッチには「未定義」というテキストが表示され、無効になっています。

設定の横に開いたロックが表示され、切り替えスイッチが無効になっている場合、その設定はポリシーで指定されていません。ユーザーは管理対象アプリケーションのインターフェイスを使用してこれらの設定を変更できます。このような設定を「ロック解除」と呼びます。

閉じたロックのアイコン。スイッチには「適用」というテキストが表示され、オンになっています。

設定の横に閉じたロックが表示され、切り替えスイッチが有効になっている場合、その設定はポリシーが適用されるデバイスに適用されます。ユーザーは、管理対象アプリケーションのインターフェイスでこれらの設定の値を変更することはできません。このような設定を「ロック」と呼びます。

管理対象デバイスに適用するポリシー設定のロックを閉じておくことを強く推奨します。ロックが解除されたポリシー設定は、管理対象デバイスのカスペルスキーのアプリケーション設定によって再度割り当てられます。

ロックを使用して、次の操作を実行します:

したがって、ロックされた設定は、有効な設定を管理対象デバイスに実装するために使用されます。

有効な設定の実装プロセスには、次の操作が含まれます:

ポリシーおよび管理対象のカスペルスキー製品には、同じ設定内容が含まれています。ポリシー設定を構成すると、管理対象デバイスでカスペルスキー製品設定値が変更されます。管理対象デバイスのロックされた設定をユーザーが調整することはできません(下図を参照):

管理者は設定の値を指定し、ロックを閉じておきます。ユーザーはこの設定を調整できません。管理者は値を設定してロックを開いておきます。ユーザーは設定を調整できます。

ロックとカスペルスキー製品の設定

関連項目:

ポリシーの階層内のポリシープロファイル

ポリシーの階層

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