クラウド環境での使用は、Kaspersky Security Center の基本機能の範囲外なので、専用のライセンスが必要です。
クラウド環境で利用できる Kaspersky Security Center のライセンスオプションとして次の 2 種類が提供されています。
このオプションでは、Kaspersky Security Center のライセンスだけでなく Kaspersky Endpoint Security for Linux と Kaspersky Security for Windows Server のライセンスも提供されます。使用するクラウド環境の規則に従って料金を支払う必要があります。
この方式では、管理サーバー 1 台で 200 台以内のクライアントデバイスを管理できます。
AWS または Azure 環境での Kaspersky Security Center のライセンス使用には、次のいずれかの製品のライセンスが必要です:
BYOL 方式では、管理サーバー 1 台で 100,000 台までのクライアントデバイスを管理できます。また、この方式では AWS、Azure または Google のクラウド環境外のデバイスも管理できます。
次のような状況では、BYOL 方式の利用を選択できます:
初期セットアップの段階でアクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルの提供を要求されます。
BYOL を選択する場合は、Kaspersky Security Center の料金を Azure Marketplace または AWS Marketplace で支払う必要はありません。
どちらの場合も、脆弱性とパッチ管理は自動的にアクティベートされますが、モバイルデバイスサポートはアクティベートできません。
Kaspersky Hybrid Cloud Security のライセンスを使用して、クラウド環境のサポート機能をアクティベートしようとすると、エラーが発生する場合があります。
Kaspersky Security Center の定額制サービスでの利用を開始すると、Kaspersky Security Center 管理サーバーがインストールされた Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)インスタンスまたは Microsoft Azure 仮想マシンが利用できます。Kaspersky Security for Windows Server と Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールパッケージは管理サーバーで利用できます。これらの製品をクラウド環境のデバイスへインストールできます。ライセンス情報ファイルやアクティベーションコードの利用は必要ありません。
管理対象デバイスが管理サーバーの側から 1 週間以上可視でない場合、デバイス上のアプリケーション(Kaspersky Security for Windows Server または Kaspersky Endpoint Security for Linux)は、機能制限モードに移行します。アプリケーションを再度アクティベートするには、アプリケーションがインストールされたデバイスを管理サーバーの側でもう一度可視になるようにする必要があります。