クライアントデバイスの管理サーバーの変更
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[管理サーバーの変更]タスクを使用して、クライアントデバイスを管理する管理サーバーを別のサーバーに変更できます。タスクの完了後、選択したクライアントデバイスは指定した管理サーバーの管理下に置かれます。
接続ゲートウェイを介して管理サーバーに接続されたクライアントデバイスに対して、管理サーバーの変更タスクを使用することはできません。このようなデバイスの場合は、ネットワークエージェントを再構成するか、ネットワークエージェントを再インストールして接続ゲートウェイを指定する必要があります。
クライアントデバイスを管理する管理サーバーを別のサーバーに変更するには:
- メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[ タスク]の順に移動します。
- [追加]をクリックします。
新規タスクウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。
- ウィザードの[新規タスク設定]ステップで、次の設定を指定します:
- [アプリケーション]ドロップダウンリストで、[Kaspersky Security Center]を選択します。
- [タスク種別]フィールドで、[管理サーバーの変更]を選択します。
- [タスク名]フィールドに、作成中のタスク名を指定します。
タスク名は 100 文字以下で、特殊文字("*<>?\:|)を含めることはできません。
- タスクを割り当てるデバイスを選択します:
- 管理グループにタスクを割り当てる
任意の管理グループに属するデバイスにタスクを割り当てます。既存のグループを指定するか、新規グループを作成できます。
たとえば、特定の管理グループに含まれるデバイスのみが対象のメッセージをユーザーに送信する時に、このオプションを使用すると便利です。
タスクが管理グループに割り当てられている場合、グループタスクは適用先のグループのセキュリティ設定の影響を受けるため、タスクプロパティウィンドウに[セキュリティ]タブは表示されません。
- デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからアドレスをインポートする
タスクを割り当てるデバイスの NetBIOS 名、DNS 名、IP アドレス、IP サブネットを指定できます。
特定のサブネットワークでタスクを実行する時に、このオプションを使用すると便利です。たとえば、経理担当者のデバイスにのみ特定のアプリケーションをインストールしたり、感染した可能性のあるサブネットワークでデバイスをスキャンする場合などです。
- デバイスの抽出にタスクを割り当てる
デバイスの抽出に属するデバイスにタスクを割り当てます。既存の抽出のいずれかを選択できます。
たとえば、特定のバージョンのオペレーティングシステムを使用しているデバイスを対象にタスクを実行する時に、このオプションを使用すると便利です。
- ウィザードの[タスク範囲]ステップで、管理グループ、特定のアドレスを持つデバイス、またはデバイスの抽出を指定します。
- ウィザードのこのステップで、クライアントデバイスの管理サーバーの変更条件に同意することを確認します。
- ウィザードのこのステップで、選択したデバイスの管理に使用する管理サーバーを選択します:
- 別のプライマリ管理サーバーに変更する
クライアントデバイスを別のプライマリ管理サーバーに移動するには、次の管理サーバー接続設定を指定します:
- [管理サーバーアドレス]フィールドに、新しいプライマリ管理サーバーのアドレスを指定します。
- [ポート番号]フィールドで、管理サーバーに接続するためのポート番号を指定します。
既定のポート番号は 14000 です。
- [SSL ポート]フィールドで、プライマリ管理サーバーの SSL ポート番号を指定します。
既定のポート番号は 13000 です。
- 必要に応じて、[プロキシサーバーを使用する]をオンにします。
このオプションをオフにすると、デバイスを管理サーバーに接続するために直接接続が使用されます。
このオプションをオンにする場合は、プロキシサーバーのパラメータを指定します:
- プロキシサーバーアドレス
- プロキシサーバーのポート
プロキシサーバーで認証が必要な場合は、[ユーザー名]と[パスワード]フィールドで、プロキシサーバーへの接続を確立するアカウントの資格情報を指定します。プロキシサーバー認証に必要な最小限の権限が付与されているアカウントの資格情報を指定することを推奨します。
- 必要に応じて、新しい管理サーバー証明書をアップロードします。
- このプライマリサーバー上で別の仮想サーバーに変更する
現在のプライマリ管理サーバー上の仮想管理サーバーにクライアントデバイスを移動するには、このオプションを選択します。これを行うには、[仮想管理サーバー名]ドロップダウンリストで、必要な仮想管理サーバーを選択します。
- ウィザードの[タスクを実行するアカウントの選択]ステップで、アカウント設定を指定します:
- 既定のアカウント
タスクを実行するアプリケーションと同じアカウントでタスクが実行されます。
既定では、このオプションがオンです。
- アカウントの指定
[アカウント]と[パスワード]に、タスクを実行するアカウントの情報を入力します。アカウントには、当該タスクの実行に必要な権限が付与されている必要があります。
- 既定のタスク設定を変更する場合は、ウィザードの[タスク作成の終了]ステップで、[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにします。
このオプションをオフにすると、既定の設定でタスクが作成されます。既定の設定からの変更は、後からいつでも実行できます。
- [終了]をクリックします。
タスクが作成され、タスクリストに表示されます。
- 作成したタスクの名前をクリックし、タスクのプロパティウィンドウを開きます。
- 既定のタスク設定を変更する場合は、タスクプロパティウィンドウで、必要に応じてタスクの全般的な設定を指定します。
- [保存]をクリックします。
タスクが指定した設定で作成されます。
- 作成したタスクを実行します。
タスクが完了すると、タスクの対象となったクライアントデバイスは、タスク設定で指定した管理サーバーの管理下に置かれます。
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