ダッシュボードのみモードの設定
ダッシュボードのみモードの設定を始める前に、次の要件を満たしていることを確認してください:
- [一般的な機能:ユーザー権限]機能領域のオブジェクト ACL の変更権限を持っている。この権限を持っていない場合、モードの設定用タブは表示されません。
- [一般的な機能::基本機能]の機能領域の読み取り権限を持っている。
ネットワークで管理サーバーの階層が配置されている場合、ダッシュボードのみモードを設定するには[ユーザーとロール]→[ユーザーとグループ]セクションの[ユーザー]タブでユーザーアカウントが使用できるサーバーに移動します。プライマリサーバーまたは物理セカンダリサーバーを選択できます。仮想サーバーでモードを調整することはできません。
ダッシュボードのみモードを設定するには:
- メインメニューで、[ユーザーとロール]→[ユーザーとグループ]の順に移動し、[ユーザー]タブを選択します。
- ダッシュボードのウィジェットを調整するユーザーアカウント名をクリックします。
- アカウント設定ウィンドウが表示されたら、[ダッシュボード]を選択します。
表示されたタブに、ユーザーに表示されるものと同じダッシュボードが表示されます。
- [ダッシュボードのみモードでコンソールを表示]オプションがオンになっている場合は切り替えスイッチをオフにします。
このオプションがオンになっていると、自身もダッシュボードを変更することができません。このオプションをオフにした後、ウィジェットを管理できるようになります。
- ダッシュボードの表示を設定します。カスタマイズ可能なアカウントを持つユーザー向けに、[ダッシュボード]タブで事前設定されたウィジェットのセットが使用可能です。ユーザーはウィジェットのサイズや設定を変更したり、ダッシュボードからウィジェットを追加したり削除したりすることはできません。そのため、ユーザーに対してネットワーク保護の統計が表示されるようにウィジェットを調整します。[監視とレポート]→[ダッシュボード]セクションで行うのと同様の操作を[ダッシュボード]タブで実行します:
- [ダッシュボードのみモードでコンソールを表示]オプションの切り替えスイッチをオンにします。
その後、ユーザーはダッシュボードのみを使用できるようになります。ユーザーは統計情報を監視できますが、ネットワーク保護の設定やダッシュボードの表示を変更することはできません。ユーザーとお客様ご自身にも同じダッシュボードが表示され、お客様もダッシュボードを変更することはできません。
このオプションをオフにしておくと、ユーザーにはメインメニューが表示され、ユーザーは Kaspersky Security Center でセキュリティ設定やウィジェットの変更を含む、様々な操作を実行することができます。
- ダッシュボードのみモードの設定を完了したら、[保存]をクリックします。この後、準備したダッシュボードがユーザーに表示されます。
- ユーザーが、サポートされるカスペルスキー製品の統計を表示するアクセス権を必要とする場合は、ユーザーの権限を設定します。設定すると、カスペルスキー製品のデータがユーザーのこれらのアプリケーションのウィジェットに表示されるようになります。
ユーザーはカスタマイズされたアカウントで Kaspersky Security Center にログインし、ダッシュボードのみモードでネットワーク保護の統計を監視できるようになりました。
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