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コンソールツリー
コンソールツリー(次の図を参照)には、企業ネットワーク上の管理サーバーの階層、その管理グループの構造、および製品のその他のオブジェクト([リポジトリ ]フォルダーや[アプリケーションの管理 ]フォルダーなど)が表示されます。Kaspersky Security Center のネームスペースには、階層内のインストール済み管理サーバーに対応するサーバー名など、複数のフォルダーを含めることができます。
コンソールツリー
[管理サーバー]フォルダー
[管理サーバー – <デバイス名> ]フォルダーは、特定の管理サーバーの構造を示すフォルダーです。
[管理サーバー ]フォルダーの作業領域には、管理サーバーによって管理されているアプリケーションとデバイスの現在のステータスに関する情報の要約が含まれます。作業領域に関する情報は、複数のタブにわたって表示されます。
監視 :アプリケーションの操作や、クライアントデバイスの現在のステータスに関する情報がリアルタイムモードで表示されます。脆弱性に関するメッセージ、検知されたウイルスなど管理者にとって重要な情報は特定の色で強調表示されます。[監視 ]タブのリンクを利用して、管理者の標準的なタスク(セキュリティ製品をクライアントデバイスにインストールし設定するなど)を実行し、コンソールツリーの他のフォルダーに移動できます。統計 :トピック(保護のステータス、アンチウイルスの統計、アップデートなど)ごとにグループ化された図表を表示します。これらの図表はアプリケーションの操作やクライアントデバイスのステータスに関する情報を視覚的に表示します。レポート :アプリケーションが生成したレポート用のテンプレートが含まれます。このタブでは、カスタムテンプレートレポートを作成したり、定義済みのテンプレートを利用してレポートを作成したりできます。[イベント ]ウィンドウ:アプリケーションの操作中に登録されたイベントの記録が含まれます。これらの記録は、閲覧やフィルタリングがしやすいように、トピックごとにまとめられます。このタブでは、自動で生成されたイベントやカスタマイズされたイベントを表示することができます。 管理サーバーノード上のフォルダー
[管理サーバー – <デバイス名> ]フォルダーには、次のフォルダーが含まれます:
管理対象デバイス :このフォルダーでは、管理グループ、グループポリシー、グループタスクの構造を格納、表示、設定、変更することが可能です。モバイルデバイス管理 :このフォルダーは、モバイルデバイスの管理を目的としています。[モバイルデバイス管理 ]フォルダーには、次のサブフォルダーがあります:モバイルデバイスサーバー :iOS MDM サーバーの管理を目的としています。モバイルデバイス :モバイルデバイス、KES、iOS MDM を管理を目的としています。証明書 :モバイルデバイスの証明書の管理を目的としています。デバイスの抽出 :これは、すべての管理対象デバイス内で、特定の基準に合致するデバイス(デバイスの抽出)をすぐに選択するためのフォルダーです。たとえば、セキュリティ製品がインストールされていないデバイスをすぐに選択し、リストを表示して対象デバイスに移動することができます。これらの選択されたデバイスで、タスクを割り当てるなどの特定の操作を実行できます。定義済みの基準を利用することも、自分で定義して抽出することも可能です。未割り当てデバイス :このフォルダーには、管理グループに属していないデバイスのリストが含まれます。未割り当てデバイスに対して、管理グループへ移動したり、アプリケーションをインストールしたりなどの操作を実行できます。ポリシー :このフォルダーは、ポリシーを表示したり作成したりするためのフォルダーです。タスク :このフォルダーは、タスクを表示したり作成したりするためのフォルダーです。カスペルスキーのライセンス :カスペルスキー製品に適用可能なライセンスのリストが含まれます。このフォルダーの作業領域で、リポジトリに新しいライセンスを追加したり、管理対象デバイスにライセンスを導入したり、ライセンスの使用状況に関するレポートを表示したりできます。詳細 :アプリケーションの様々な機能のグループに対応するサブフォルダーが含まれます。詳細フォルダー:コンソールツリー内のフォルダーの移動
[詳細 ]フォルダーには、次のサブフォルダーがあります:
ユーザーアカウント :ネットワークユーザーアカウントのリストが含まれています。アプリケーションの管理 :ネットワーク上のデバイスにインストールされたアプリケーションの管理を目的としています。[アプリケーションの管理 ]フォルダーには、次のサブフォルダーがあります:アプリケーションカテゴリ :カスタムアプリケーションのカテゴリの管理を目的としています。アプリケーションレジストリ :ネットワークエージェントがインストールされたデバイスにインストールされているアプリケーションのリストが含まれます。実行ファイル :ネットワークエージェントがインストールされたクライアントデバイスに保存されている実行ファイルのリストが含まれます。ソフトウェアの脆弱性 :ネットワークエージェントがインストールされたデバイスにインストールされているアプリケーション内の脆弱性のリストが含まれます。ソフトウェアのアップデート :管理サーバーが受信し、デバイスに配信可能なアプリケーションのアップデートのリストが含まれます。サードパーティのライセンスの使用 :ライセンス認証済みアプリケーションのグループのリストが含まれます。ライセンス認証済みアプリケーションのグループのリストを使用して、サードパーティのソフトウェア(カスペルスキー以外の製品)の使用状況や、起きうるライセンスの違反を監視できます。リモートインストール :このフォルダーは、オペレーティングシステムとアプリケーションのリモートインストールの管理を目的としています。[リモートインストール ]フォルダーには、次のサブフォルダーがあります:デバイスイメージの導入 :デバイスに対するオペレーティングシステムのイメージの導入を目的としています。インストールパッケージ :インストールパッケージのリストが含まれます。このリストを使用して、アプリケーションをデバイスにリモートインストールできます。データ暗号化と保護機能 :このフォルダーは、ハードドライブとリムーバブルドライブのデータ暗号化プロセスの管理を目的としています。ネットワークポーリング :このフォルダーは、管理サーバーがインストールされているネットワークを表示します。管理サーバーは、ネットワークの構造およびデバイスに関する情報を、企業のネットワーク上に存在する Windows ネットワーク、IP サブネットワーク、および Active Directory® に対する定期的なポーリングによって取得します。ポーリング結果は、対応するフォルダー([ドメイン ]、[IP アドレス範囲 ]、[Active Directory ])の作業領域に表示されます。リポジトリ :デバイスのステータス監視に使用するオブジェクトの操作、およびそのメンテナンスに使用されます。[リポジトリ ]フォルダーには、次のサブフォルダーがあります:アダプティブアノマリー検知 :クライアントデバイス上のスマートトレーニングモードで動作する Kaspersky Endpoint Security ルールによって実行された異常検知のリストが含まれます。カスペルスキー製品のアップデートとパッチ :管理サーバーが受信し、デバイスに配信可能なアップデートのリストが含まれます。ハードウェア :組織のネットワークに接続されたハードウェアのリストが含まれます。隔離 :デバイス上のアンチウイルス製品によって隔離に移動されたオブジェクトのリストが含まれます。バックアップ :デバイス上での駆除によって削除または変更されたファイルのバックアップコピーのリストが含まれます。未処理ファイル :アンチウイルス製品によって後でスキャンするように指定されたファイルのリストが含まれます。[詳細 ]フォルダー内のサブフォルダーを変更することができます。頻繁に使用されるサブフォルダーは、[詳細 ]フォルダーから 1 レベル上に移動することができます。あまり使用しないフォルダーを[詳細 ]内に移動できます。
[詳細 ]フォルダーからサブフォルダーを移動するには:
コンソールツリーで、[詳細 ]フォルダーから移動したいサブフォルダーを選択します。 サブフォルダーのコンテキストメニューで、[表示 ]→[詳細フォルダーから移動する ]の順に選択します。 [詳細 ]フォルダーの作業領域内でも、セクション内の[詳細フォルダーから移動する ]をクリックすることで[詳細 ]フォルダーからサブフォルダーを移動することができます。
[詳細 ]フォルダーにサブフォルダーを移動するには:
コンソールツリーで、[詳細 ]フォルダーに移動したいサブフォルダーを選択します。 サブフォルダーのコンテキストメニューで、[表示 ]→[詳細フォルダーに移動する ]の順に選択します。
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