Windows ネットワークのポーリング:管理サーバーでは、簡易ポーリングと完全ポーリングの 2 種類の Windows ネットワークポーリングを実行できます。簡易ポーリングでは管理サーバーが、すべてのネットワークドメインとワークグループ内のデバイスの NetBIOS 名リストの情報のみ取得します。完全ポーリングでは、各クライアントデバイスに対して、オペレーティングシステムの名前、IP アドレス、DNS 名、NetBIOS 名などより詳細な情報が要求されます。既定では、簡易ポーリングと完全ポーリングの両方がオンです。Windows ネットワークのポーリングでは、一部の状況(例:UDP 137、UDP 138、TCP 139 ポートがルーターまたはファイアウォールで閉じている)ではデバイスの検出に失敗する場合があります。
Active Directory のポーリング:管理サーバーでは、Active Directory の単位構造と Active Directory グループ内のデバイスの DNS 名に関する情報が取得されます。既定では、この種別のポーリングはオンです。Active Directory のポーリングは、Active Directory を使用している場合に推奨されます。Active Directory を使用していない場合は、管理サーバーでデバイスは検出されません。Active Directory を使用していてもネットワークデバイスの一部が Active Directory のメンバーとしてリストに含まれていない場合、これらのデバイスは Active Directory のポーリングで検出できません。
IP アドレス範囲のポーリング:管理サーバーが ICMP パケットまたは NBNS プロトコルを使用して指定の IP アドレス範囲をポーリングし、IP アドレス範囲内にあるデバイスの完全なデータを作成します。既定では、この種別のポーリングはオフです。Windows ネットワークのポーリングや Active Directory のポーリングを使用する場合は、この種別のポーリングの使用は推奨されません。