インストールを開始する前に、次のアクションを実行します。
デバイスのハードウェアおよびソフトウェアが「管理サーバーと管理コンソールの要件」を満たしていることを確認してください。
Kaspersky Security Center は、その情報を DBMS によって管理されるデータベースに保存します。Kaspersky Security Center の前に DBMS をネットワークにインストールします(DBMS の選択方法の詳細を参照してください)。PostgreSQL または Postgres Pro DBMS をインストールする場合は、スーパーユーザーのパスワードを指定してください。パスワードが指定されていない場合、管理サーバーがデータベースに接続できない可能性があります。
管理サーバーは、ドメインコントローラーではなく専用サーバーにインストールすることを推奨します。ただし、読み取り専用ドメインコントローラー(RODC)として動作するサーバーに Kaspersky Security Center をインストールする場合は、Microsoft SQL Server(SQL Express)をローカル(同じデバイス)にインストールしないでください。この場合、Microsoft SQL Server(SQL Express)と Kaspersky Security Center とは別のデバイスにインストールするか、Kaspersky Security Center と同じデバイスに DBMS をインストールする必要がある場合には MySQL、MariaDB、または PostgreSQL を使用することを推奨します。
管理サーバー、ネットワークエージェント、管理コンソールは、大文字と小文字の区別が無効になっているフォルダーにインストールする必要があります。また、管理サーバーの共有フォルダーおよび Kaspersky Security Center の非表示フォルダー(%ALLUSERSPROFILE%\KasperskyLab\adminkit)でも、大文字と小文字の区別は無効にしておく必要があります。
サーバー向けネットワークエージェントが、管理サーバーとともにデバイスにインストールされます。標準バージョンのネットワークエージェントは、管理サーバーと共存できません。サーバー向けネットワークエージェントが既にインストールされている場合は、そのエージェントを削除してから管理サーバーのインストールを開始します。ネットワークエージェントのサーバーバージョンの詳細は、「Kaspersky Security Center インストール後のシステムの変更」を参照してください。
Kaspersky Security Center のインストールには、インストールを実行するデバイスでの管理者権限が必要となります。
Kaspersky Security Center は、管理対象サービスアカウントとグループ管理対象サービスアカウントをサポートしています。これらのタイプのアカウントがドメインで使用されており、そのうちの 1 つを管理サーバーサービスのアカウントとして指定する場合は、最初に管理サーバーをインストールするのと同じデバイスにアカウントをインストールします。ローカルデバイスへの管理対象サービスアカウントのインストールの詳細は、Microsoft 公式ドキュメントを参照してください。