アプリケーションのインストールパッケージの作成後、そのアプリケーションのインストール結果に関するすべての診断情報が Kaspersky Security Center に送信されるように設定できます。カスペルスキー製品のインストールパッケージに関しては、アプリケーションのインストール結果に関する診断情報の送信が既定で設定されており、詳細設定は必要ありません。
アプリケーションのインストールに関する診断情報を Kaspersky Security Center に送信するよう設定するには:
ファイルの形式は通常の INI ファイルと同様です。
[SetupProcessResult]
Wait=1
このコマンドによって、Kaspersky Security Center はインストールパッケージを作成したアプリケーションのセットアップの完了を待機し、インストーラーのリターンコードを分析するように設定されます。診断データの送信を無効にする必要がある場合は、Wait キーの値を 0 に設定します。
[SetupProcessResult_SuccessCodes]
<リターンコード>=[<説明>]
<リターンコード 1>=[<説明>]
…
[ ]で囲まれた項目はオプションキーです。
行の構文は次の通りです:
<リターンコード>
:インストーラーのリターンコードに対応する数字。リターンコードの数値は任意です。<説明>
:インストール結果の説明テキスト。説明は省略可能です。[SetupProcessResult_ErrorCodes]
<リターンコード>=[<説明>]
<リターンコード 1>=[<説明>]
…
これらの行の構文は、成功したセットアップのリターンコードを含む行の構文と同一です。
ユーザー定義アプリケーションのインストール結果に関する情報が Kaspersky Security Center のログに登録され、イベントのリスト、レポートおよびタスクのログで、関係するイベントのリストに表示されます。
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