Kaspersky Security Center へのアプリケーション導入結果の送信

アプリケーションのインストールパッケージの作成後、そのアプリケーションのインストール結果に関するすべての診断情報が Kaspersky Security Center に送信されるように設定できます。カスペルスキー製品のインストールパッケージに関しては、アプリケーションのインストール結果に関する診断情報の送信が既定で設定されており、詳細設定は必要ありません。

アプリケーションのインストールに関する診断情報を Kaspersky Security Center に送信するよう設定するには:

  1. Kaspersky Security Center を使用して選択されたアプリケーションに対して作成したインストールパッケージのフォルダーに移動します。このフォルダーは、Kaspersky Security Center のインストール時に指定された共有フォルダー内にあります。
  2. Microsoft Windows メモ帳などで、拡張子が kpd または kud のファイルを編集用に開きます。

    ファイルの形式は通常の INI ファイルと同様です。

  3. 次の行をファイルに追加します:

    [SetupProcessResult]

    Wait=1

    このコマンドによって、Kaspersky Security Center はインストールパッケージを作成したアプリケーションのセットアップの完了を待機し、インストーラーのリターンコードを分析するように設定されます。診断データの送信を無効にする必要がある場合は、Wait ライセンスの値を 0 に設定します。

  4. 成功したインストールのリターンコードの説明を追加します。次の行をファイルに追加します:

    [SetupProcessResult_SuccessCodes]

    <リターンコード>=[<説明>]

    <リターンコード 1>=[<説明>]

    [ ]で囲まれた項目はオプションキーです。

    行の構文は次の通りです:

    • <リターンコード>:インストーラーのリターンコードに対応する数字。リターンコードの数値は任意です。
    • <説明>:インストール結果の説明テキスト。説明は省略可能です。
  5. 失敗したインストールのリターンコードの説明を追加します。次の行をファイルに追加します:

    [SetupProcessResult_ErrorCodes]

    <リターンコード>=[<説明>]

    <リターンコード 1>=[<説明>]

    これらの行の構文は、成功したセットアップのリターンコードを含む行の構文と同一です。

  6. すべての変更を保存して、kpd または kud ファイルを閉じます。

ユーザー定義アプリケーションのインストール結果に関する情報が Kaspersky Security Center のログに登録され、イベントのリスト、レポートおよびタスクのログで、関係するイベントのリストに表示されます。

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