ポリシーとは、管理グループとそのサブグループに適用される一連のカスペルスキー製品の設定です。管理グループのデバイスに複数のカスペルスキー製品をインストールできます。Kaspersky Security Center Cloud コンソールは、管理グループ内のカスペルスキー製品ごとに 1 つのポリシーを提供します。ポリシーには、次のいずれかのステータスがあります(以下の表を参照)。
ポリシーのステータス
ステータス |
説明 |
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アクティブ |
現在デバイスに適用されているポリシー。各管理グループ内のカスペルスキー製品に対してアクティブにできるポリシーは 1 つだけです。デバイスは、カスペルスキー製品のアクティブポリシーの設定値を適用します。 |
非アクティブ |
現在デバイスに適用されていないポリシー。 |
モバイルユーザー |
このオプションをオンにすると、デバイスが企業ネットワークから離れるとポリシーがアクティブになります。 |
ポリシーは、次のルールに従って機能します:
一般には、ウイルス攻撃などの緊急事態への備えとしてポリシーを使用できます。たとえば、フラッシュドライブを介した攻撃が発生した場合は、フラッシュドライブへのアクセスをブロックするポリシーを有効化できます。この場合、現在アクティブなポリシーは自動的に非アクティブになります。
異なる状況で複数の設定の変更のみが想定される場合などで、複数のポリシーを管理することを防ぐために、ポリシープロファイルを使用できます。
ポリシープロファイルとは、ポリシーの設定値の代わりに使用される、指定されたポリシー設定値のサブセットです。ポリシープロファイルは、管理対象デバイスでの有効な設定の形成に影響を与えます。有効な設定とは、デバイスに現在適用されている一連のポリシー設定、ポリシープロファイル設定、およびローカルアプリケーション設定です。
ポリシープロファイルは、次のルールに従って機能します:
管理サーバーのポリシーは作成できません。