ディストリビューションポイントの手動での割り当て

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Kaspersky Security Center Cloud コンソールで、ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを手動で指定できます。ネットワークに必要なディストリビューションポイントの数と設定を計算することを推奨します。

macOS を実行しているディストリビューションポイントデバイスでは、カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートをダウンロードできません。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの対象範囲に macOS を実行しているデバイスが 1 台以上含まれている場合、すべての Windows デバイスでタスクが正常に完了した場合でも、タスクには「失敗」ステータスが付与されます。

ディストリビューションポイントとして動作するデバイスについては、あらゆる不正なアクセスに対して、物理的な保護も含めて保護する必要があります。

ディストリビューションポイントとして動作するデバイスを手動で指定するには:

  1. メインメニューで、目的の管理サーバーの名前の横にある設定アイコン()をクリックします。

    管理サーバーのプロパティウィンドウが開きます。

  2. 全般]タブで、[ディストリビューションポイント]セクションを選択します。
  3. 割り当て]をクリックします。
  4. ディストリビューションポイントとして動作させるデバイスを選択します。

    デバイスを選択する際は、ディストリビューションポイントの動作とディストリビューションポイントとして動作するデバイスの要件を確認してください。

  5. 選択したディストリビューションポイントの受け持ち範囲に含める管理グループを選択します。
  6. 追加]をクリックします。

    追加されたディストリビューションポイントが、[ディストリビューションポイント]セクションのディストリビューションポイントのリストに表示されます。

  7. 新しく追加したディストリビューションポイントをリストから選択し、プロパティウィンドウを開きます。
  8. プロパティウィンドウでディストリビューションポイントを設定します。
    • 全般]セクションには、ディストリビューションポイントとクライアントデバイス間の対話の設定があります。
      • SSL ポート
      • マルチキャストを使用する
      • マルチキャスト IP アドレス
      • IP マルチキャストポート番号
      • アップデートの配信
      • インストールパッケージの配布
      • プッシュサーバーを実行
      • プッシュサーバーのポート
    • 範囲]セクションで、ディストリビューションポイントがアップデートを配信する範囲を指定します(管理グループまたはネットワークロケーション)。

      Windows オペレーティングシステムが実行されているデバイスのみが、ネットワークロケーションを判別できます。他のオペレーティングシステムが実行されているデバイスのネットワークロケーションを判別することはできません。

    • KSN プロキシ]セクションでは、ディストリビューションポイントを使用して管理対象デバイスからの KSN リクエストを転送するようにアプリケーションを設定できます:

      ディストリビューションポイントで KSN プロキシを有効にする

    • ディストリビューションポイントによる、Windows ドメイン、ドメインコントローラー、および IP アドレス範囲のポーリングを設定します:
      • Windows ドメインのポーリング
      • ドメインコントローラーのポーリング
      • IP アドレス範囲のポーリング
    • 詳細]セクションで、配信されたデータの格納用にディストリビューションポイントが使用するフォルダーを指定します:
      • 既定のフォルダーを使用する
      • 指定したフォルダーを使用する
  9. OK]をクリックします。

選択されたデバイスがディストリビューションポイントとして使用されます。

関連項目:

Kaspersky Security Center Cloud コンソールで使用されるポート

ネットワーク接続されたデバイスの検出シナリオ

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