アーキテクチャ
このセクションでは、Kaspersky Security Center Cloud コンソールのコンポーネントとコンポーネント間の連携について説明します。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールのアーキテクチャ
クラウドベースのコンソールで管理される Kaspersky Security Center Cloud コンソールには主なコンポーネントが 2 つあります。Kaspersky Security Center Cloud コンソールのインフラストラクチャと顧客のインフラストラクチャです。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールのインフラストラクチャは以下で構成されます:
- クラウドベースの管理コンソール:Kaspersky Security Center Cloud コンソールにより管理されているクライアント組織のネットワークの保護システムの構築や管理が可能な Web インターフェイスです。
- クラウドサービス:アップデートサーバーとアクティベーションサーバーを含みます。
- Kaspersky Security Network(KSN):ファイル、Web リソース、ソフトウェアの評価情報が継続的にアップデートされるカスペルスキーのデータベースを格納するサーバー。KSN を使用することで、カスペルスキー製品がより迅速に新しい脅威に対応します。また、一部の保護コンポーネントのパフォーマンスが向上し、誤検知の可能性が減ります。
顧客のインフラストラクチャは以下で構成される場合があります:
- ディストリビューションポイント:ネットワークエージェントがインストールされており、アップデートの配信、ネットワークポーリング、アプリケーションのリモートインストール、管理グループやブロードキャストドメインでのコンピューター情報の取得に使用されるコンピューター。管理者が適切なデバイスを選択し、ディストリビューションポイントを手動で割り当てます。
- 管理対象デバイス:Kaspersky Security Center Cloud コンソールで管理される、顧客のネットワークのコンピューター。各管理対象デバイスには、ネットワークエージェントとカスペルスキーのセキュリティ製品がインストールされている必要があります。
- オンプレミスで実行されているセカンダリ管理サーバー(任意)。オンプレミスの管理サーバーを使用して、管理サーバーの階層を作成できます。
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