定義データベース、ソフトウェアモジュール、カスペルスキー製品のアップデートの概要

管理対象デバイスの保護が最新の状態であるようにするには、次の項目のタイムリーなアップデートが必要です:

ネットワークの設定に応じて、管理対象デバイスへの必要なアップデートのダウンロードと配信に次のスキームを使用できます:

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの使用

このスキームでは、Kaspersky Security Center Cloud コンソールはディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを使用してアップデートをダウンロードします。ディストリビューションポイントの範囲に含まれる管理対象デバイスは、ディストリビューションポイントのリポジトリからアップデートをダウンロードします(次の図を参照)。

macOS を実行しているディストリビューションポイントデバイスでは、カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートをダウンロードできません。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクの対象範囲に macOS を実行しているデバイスが 1 台以上含まれている場合、すべての Windows デバイスでタスクが正常に完了した場合でも、タスクには「失敗」ステータスが付与されます。

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを使用したアップデート

ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクが完了すると、次のアップデートがディストリビューションポイントのリポジトリにダウンロードされます。

各カスペルスキー製品は、管理サーバーに必要なアップデートを要求します。管理サーバーはこれらの要求を集計した上で、いずれかの製品で要求されたアップデートのみをディストリビューションポイントのリポジトリにダウンロードします。これにより、同一のアップデートが複数回ダウンロードされたり、不必要なアップデートがダウンロードされることを防ぐことができます。ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードタスクを実行中、関連するバージョンの定義データベースとソフトウェアモジュールのダウンロードを確実に行うため、次の情報が管理サーバーからカスペルスキーのアップデートサーバーに自動的に送信されます:

送信される情報には、個人データや機密データは含まれません。カスペルスキーでは、法律で定められた要件に従って情報を保護しています。

ローカルフォルダー、共有フォルダー、または FTP サーバーを使用して手動で実行

クライアントデバイスがディストリビューションポイントに接続できない場合、ローカルフォルダーまたは共有リソースを使用して定義データベース、ソフトウェアモジュール、カスペルスキー製品をアップデートできます。このスキームでは、ディストリビューションポイントのリポジトリからリムーバブルドライブに必要なアップデートをコピーして、Kaspersky Endpoint Security for Windows の設定でアップデート元として指定したローカルフォルダーまたは共有リソースにアップデートをコピーする必要があります(次の図を参照)。

ローカルフォルダー、共有フォルダー、または FTP サーバーを使用したアップデート

カスペルスキーのアップデートサーバーから管理対象デバイスの Kaspersky Endpoint Security for Windows を直接アップデート

管理対象デバイスで、カスペルスキーのアップデートサーバーから直接アップデートを受信するように Kaspersky Endpoint Security for Windows を設定できます(次の図を参照)。

カスペルスキーのアップデートサーバーからセキュリティ製品を直接アップデート

このスキームでは、セキュリティ製品は Kaspersky Security Center Cloud コンソールが提供するリポジトリを使用しません。カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートを直接受信するには、セキュリティ製品のインターフェイスでカスペルスキーのアップデートサーバーをアップデート元として指定します。これらの設定の詳細な説明は、Kaspersky Endpoint Security for Windows のヘルプを参照してください。

関連項目:

シナリオ:定義データベースとカスペルスキー製品の定期的なアップデート

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