管理対象デバイスの定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートは、ウイルスやその他の脅威からデバイスを継続して保護するために重要なタスクです。通常、管理者は管理サーバーのリポジトリを使用するように指定して、定期的なアップデートを設定します。
管理サーバー(プライマリまたはセカンダリ)、ディストリビューションポイント、インターネットのいずれにも接続されていないデバイス(またはデバイスのグループ)のデータベースとソフトウェアモジュールをアップデートする必要がある場合は、FTP サーバーまたはローカルフォルダーなどの代替のアップデート元を使用する必要があります。この場合、フラッシュドライブまたは外付けハードディスクなどの大容量ストレージデバイスを使用して必要なアップデートのファイルを受け渡しする必要があります。
必要なアップデートは次からコピーできます:
オフラインデバイスにインストールされているセキュリティ製品に必要なアップデートが管理サーバーのリポジトリに含まれるようにするには、少なくとも 1 台のオンラインの管理対象デバイスに同じセキュリティ製品がインストールされている必要があります。また、この製品が[管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]タスクを使用して管理サーバーのリポジトリからアップデートを受信するように設定されている必要があります。
管理サーバーのリポジトリからアップデートをコピーして、データベースおよびソフトウェアモジュールのアップデートを設定する例を次に示します。
オフラインデバイスの定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートするには:
既定では、アップデートは「\\<サーバー名>\KLSHARE\Updates」に保存されています。
または、選択したフォルダーにアップデートを定期的にコピーするように Kaspersky Security Center Linux を設定できます。これには、[管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]タスクのプロパティにある[ダウンロード済みのアップデートを追加のフォルダーにコピー]を使用します。フラッシュドライブまたは外付けハードディスクのフォルダーをこのオプションのターゲットフォルダーに指定した場合、この大容量ストレージデバイスには常にアップデートの最新バージョンが含まれることになります。
実行手順の説明:
アップデートタスクが完了すると、デバイスの定義データベースとソフトウェアモジュールが最新の状態になります。