シナリオ:カスペルスキー製品の導入

このシナリオは、Kaspersky Security Center 14 Web コンソールを使用したカスペルスキー製品の導入方法を説明しています。導入には、クイックスタートウィザードと製品導入ウィザードを使用する方法と、すべての必要なステップを手動で完了させる方法があります。

カスペルスキー製品の導入シナリオは、以下の手順で進みます:

  1. アプリケーションの Web 管理プラグインのダウンロード

    カスペルスキーの Web サイトから Kaspersky Endpoint Security for Linux 向けの Web 管理プラグインをダウンロードしてから、Kaspersky Security Center 14 Web コンソールにプラグインを追加します。

  2. ネットワークエージェントのインストールパッケージのダウンロードおよび作成

    カスペルスキーの Web サイトからネットワークエージェントの配布パッケージをダウンロードしてから、ネットワークエージェントのインストールパッケージを作成します。

    ダウンロードした配布パッケージを使用してネットワークエージェントをローカルにインストールすることができます。Kaspersky Endpoint Security for Linux の製品のヘルプまたはガイドに示される手順に従ってください。

  3. Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールパッケージのダウンロードと作成

    カスペルスキーの Web サイトから Kaspersky Endpoint Security for Linux 配布パッケージをダウンロードしてから Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールパッケージを作成します。

  4. スタンドアロンインストールパッケージの作成(省略可能)

    Kaspersky Security Center Linux を使用してカスペルスキー製品をインストールできないデバイスがある場合(リモートワークで働く従業員のデバイスなど)、製品のスタンドアロンインストールパッケージを作成できます。カスペルスキー製品をスタンドアロンパッケージを使用してインストールする場合、手順の 5 と 6 はスキップできます。

  5. リモートインストールタスクの作成、設定、実行

    このステップは製品導入ウィザードの一部です。製品導入ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。

    異なる管理グループや異なるデバイスの抽出を対象に、複数のリモートインストールタスクを手動で作成することもできます。これらのタスクでは、同一製品の異なるバージョンを導入できます。

    ネットワーク上ですべてのデバイスが検出済みであることを確認してから、リモートインストールタスクを実行します。

    SUSE Linux Enterprise Server 15 オペレーティングシステムを搭載したデバイスにネットワークエージェントをインストールする場合は、ネットワークエージェントの設定前に、insserv-compat パッケージをインストールします

  6. タスクの作成と設定

    Kaspersky Endpoint Security for Linux のアップデートタスクを設定する必要があります。

    このステップはクイックスタートウィザードの一部です:既定の設定を使用してタスクは自動的に作成、設定されます。ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。クイックスタートウィザードを使用する場合、タスクのスケジュールが要件を満たすことを確認してください(既定では、タスクの実行予定は[手動]に設定されていますが、別のオプションも選択できます)。

  7. ポリシーの作成

    手動またはクイックスタートウィザードを使用して Kaspersky Endpoint Security for Linux のポリシーを作成します。ポリシーは既定の設定を使用できます。また、いつでも必要に応じてポリシーの既定の設定を変更できます。

  8. 結果の検証

    導入が正しく完了しているかの確認:アプリケーションごとにポリシーとタスクが設定済みで、これらのアプリケーションが管理対象デバイスにインストールされていることを確認します。

結果

これらのステップがすべて完了すると、次の状態を実現できます:

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