このシナリオは、Kaspersky Security Center 14 Web コンソールを使用したカスペルスキー製品の導入方法を説明しています。導入には、クイックスタートウィザードと製品導入ウィザードを使用する方法と、すべての必要なステップを手動で完了させる方法があります。
カスペルスキー製品の導入シナリオは、以下の手順で進みます:
カスペルスキーの Web サイトから Kaspersky Endpoint Security for Linux 向けの Web 管理プラグインをダウンロードしてから、Kaspersky Security Center 14 Web コンソールにプラグインを追加します。
カスペルスキーの Web サイトからネットワークエージェントの配布パッケージをダウンロードしてから、ネットワークエージェントのインストールパッケージを作成します。
ダウンロードした配布パッケージを使用してネットワークエージェントをローカルにインストールすることができます。Kaspersky Endpoint Security for Linux の製品のヘルプまたはガイドに示される手順に従ってください。
カスペルスキーの Web サイトから Kaspersky Endpoint Security for Linux 配布パッケージをダウンロードしてから Kaspersky Endpoint Security for Linux のインストールパッケージを作成します。
Kaspersky Security Center Linux を使用してカスペルスキー製品をインストールできないデバイスがある場合(リモートワークで働く従業員のデバイスなど)、製品のスタンドアロンインストールパッケージを作成できます。カスペルスキー製品をスタンドアロンパッケージを使用してインストールする場合、手順の 5 と 6 はスキップできます。
このステップは製品導入ウィザードの一部です。製品導入ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。
異なる管理グループや異なるデバイスの抽出を対象に、複数のリモートインストールタスクを手動で作成することもできます。これらのタスクでは、同一製品の異なるバージョンを導入できます。
ネットワーク上ですべてのデバイスが検出済みであることを確認してから、リモートインストールタスクを実行します。
SUSE Linux Enterprise Server 15 オペレーティングシステムを搭載したデバイスにネットワークエージェントをインストールする場合は、ネットワークエージェントの設定前に、insserv-compat パッケージをインストールします。
Kaspersky Endpoint Security for Linux のアップデートタスクを設定する必要があります。
このステップはクイックスタートウィザードの一部です:既定の設定を使用してタスクは自動的に作成、設定されます。ウィザードを実行しない場合は、手動でこのタスクを作成して設定する必要があります。クイックスタートウィザードを使用する場合、タスクのスケジュールが要件を満たすことを確認してください(既定では、タスクの実行予定は[手動]に設定されていますが、別のオプションも選択できます)。
手動またはクイックスタートウィザードを使用して Kaspersky Endpoint Security for Linux のポリシーを作成します。ポリシーは既定の設定を使用できます。また、いつでも必要に応じてポリシーの既定の設定を変更できます。
導入が正しく完了しているかの確認:アプリケーションごとにポリシーとタスクが設定済みで、これらのアプリケーションが管理対象デバイスにインストールされていることを確認します。
結果
これらのステップがすべて完了すると、次の状態を実現できます: