レポート配信タスクの作成
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選択したレポートを配信するタスクを作成できます。
レポート配信タスクを作成するには:
- メインメニューで、[監視とレポート]→[レポート]に移動します。
- レポート配信タスクを作成するレポートテンプレートの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [配信タスクを作成]をクリックします。
新規タスクウィザードが起動します。[次へ]をクリックしながらウィザードに沿って手順を進めます。
- ウィザードの新規タスク設定ステップで、タスク名を入力します。
規定名は「レポートの配信」です。この名前のタスクが既に存在する場合は、タスク名にシーケンス番号(<N>)が追加されます。
- ウィザードのレポート設定ステップで、次の設定を指定します:
- タスクでレポートを配信するレポートテンプレート。
- レポート形式(HTML、XLS、PDF)。
wkhtmltopdf ツールはレポートを PDF に変換するために必要です。PDF を選択すると、管理サーバーはデバイスに wkhtmltopdf ツールがインストールされているかどうか確認します。ツールがインストールされていない場合は、管理サーバーデバイスにツールをインストールする必要があることに関するメッセージが表示されます。手動でツールをインストールして次の手順に進みます。
- レポートをメールで送信するかどうかと、送信する場合のメール通知設定。
最大 20 個のメールアドレスを指定できます。メールアドレスを区切るには、Enter キーを押します。カンマで区切られたメールアドレスのリストを貼り付けて、Enter キーを押すこともできます。
- レポートをフォルダーに保存するかどうかと、保存する場合に同じフォルダーにある以前のレポートを上書きするかどうか、および(共有フォルダーの場合に)フォルダーへのアクセスに特定のアカウントを使用するかどうか。
- ウィザードのタスクスケジュールの設定ステップで、タスクの開始スケジュールを選択します。
以下のタスクスケジュールオプションが使用可能です:
- 手動
タスクは、自動的には実行されません。手動でのみ開始できます。
既定では、このオプションがオンです。
- N 分ごと
タスク作成日の指定した時刻から、分単位で指定した間隔ごとにタスクを定期的に実行します。
既定では、現在のシステム時刻から、30 分ごとにタスクが実行されます。
- N 時間ごと
指定した日時から、時間単位で指定した間隔ごとにタスクを定期的に実行します。
既定では、現在のシステム日時から、6 時間ごとにタスクが実行されます。
- N 日ごと
日単位で指定した間隔ごとにタスクを定期的に実行します。さらに、最初にタスクを実行する日時を指定できます。この詳細設定項目は、タスクを作成中の製品でこの項目の使用がサポートされている場合に利用できます。
既定では、現在のシステム日時から、1 日ごとにタスクが実行されます。
- N 週間ごと
指定した日時から、週単位で指定した間隔ごとに、指定した曜日の指定した時刻にタスクを定期的に実行します。
既定では、毎週、金曜日の現在のシステム時刻にタスクが実行されます。
- 毎月
毎月、指定した日付の指定した時刻にタスクを定期的に実行します。
指定した日付が存在しない月には、月の最終日にタスクを実行します。
既定では、各月の初日の現在のシステム時刻にタスクが実行されます。
- 指定した日
毎月、指定した週・曜日の指定した時刻にタスクを定期的に実行します。
規定では、日付は選択されていません。規定の開始時間は18:00 です。
- ウイルスアウトブレイク検知次第
[ウイルスアウトブレイク]イベントの発生後にタスクを実行します。ウイルスアウトブレイクを監視するアプリケーションの種別を選択します。次のアプリケーション種別があります:
- ワークステーションとファイルサーバー向けアンチウイルス製品
- 境界防御向けアンチウイルス製品
- メールサーバー向けアンチウイルス製品
既定では、すべてのアプリケーション種別がオンです。
ウイルスアウトブレイクを検知したセキュリティ製品の種別ごとに、異なるタスクを実行したい場合、該当するタスクで必要ないアプリケーションの種別をオフにします。
- 他のタスクが完了次第
他のタスクが完了した後に、現在のタスクを開始します。このオプションは、両方のタスクが同じデバイスに割り当てられている場合にのみ機能します。たとえば、[デバイスの電源をオンにする]をオンにして管理対象デバイスの管理タスクを実行し、その完了後にトリガータスクとしてウイルススキャンタスクを実行できます。
テーブルからトリガータスクと、このタスクを完了する必要があるステータス([正常終了]または[失敗])を選択する必要があります。
必要に応じて、次のようにテーブル内のタスクを検索、並べ替え、フィルタリングできます。
- ウィザードのこのステップでは、その他のタスクスケジュール設定を指定します:
- [タスクのスケジュール]セクションで、以前に選択したスケジュールをチェックまたは再設定し、時間間隔、日付または曜日を設定し、ウイルスアウトブレイク条件を設定するか、タスクを開始するトリガーとして別のタスクを完了します。該当するスケジュールを選択した場合は、このセクションで開始時間を指定することもできます。
- [追加設定]セクションで、次の設定を指定します:
- 未実行のタスクを実行する
このオプションは、タスクの開始予定時刻にクライアントデバイスがネットワーク上で可視でない場合のタスクの処理方法を指定します。
このオプションをオンにすると、クライアントデバイスでのカスペルスキー製品の次回起動時に、タスクの開始を試行します。タスクスケジュール設定が[手動]、[1 回]または[即時]に設定されている場合、ネットワーク上でデバイスが認識されるかデバイスがタスク範囲に追加されるすぐにタスクが開始されます。
このオプションをオフにすると、スケジュールされたタスクのみクライアントデバイスで実行されます。手動、1 回、即時のスケジュールの場合、タスクはネットワーク上で表示可能なクライアントデバイスでのみ実行されます。そのため、たとえばリソース消費量が多いので業務時間外にのみ実行したいタスクなどで、このオプションをオフにすることが有効な場合があります
既定では、このオプションはオフです。
- タスクの開始を自動的かつランダムに遅延させる
このオプションをオンにすると、クライアントデバイス上のタスクは指定した時間内でランダムに開始され、タスクの分散開始を実現します。タスクの分散開始を使用すると、スケジュールされたタスクの開始時にクライアントデバイスから管理サーバーへの大量の要求が同時に発生するのを防ぐことができます。
分散開始の開始時刻は、タスクの作成時に自動的に計算されます。計算の結果は、タスクに割り当てられるクライアントデバイスの台数によって異なります。以降は、タスクは常に計算された開始時刻に開始されます。ただし、タスクの設定が変更されたりタスクが手動で開始された場合、計算によるタスク開始時刻は変更されます。
このオプションをオフにすると、タスクはスケジュールに従ってクライアントデバイスで開始されます。
- タスクの開始を次の時間範囲内で自動的かつランダムに遅延させる(分)
このオプションをオンにすると、クライアントデバイス上のタスクは指定した時間内でランダムに開始されます。タスクの分散開始を使用すると、スケジュールされたタスクの開始時にクライアントデバイスから管理サーバーへの大量の要求が同時に発生するのを防ぐことができます。
このオプションをオフにすると、タスクはスケジュールに従ってクライアントデバイスで開始されます。
既定では、このオプションはオフです。既定の時間は 1 分です。
- 次の時間を超える場合はタスクを停止する
指定した時間が経過すると、タスクが完了したかどうかに関係なくタスクが自動的に停止します。
実行に時間がかかり過ぎているタスクを中断したい時に、このオプションを使用します。
既定では、このオプションはオフです。既定のタスク実行時間は 120 分です。
- ウィザードのタスクを実行するアカウントの選択ステップで、タスクの実行に使用するユーザーアカウントの資格情報を指定します。
- タスク作成後に他のタスク設定を変更したい場合は、ウィザードのタスク作成の終了ステップで、[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]オプションをオンにします(既定でオンになっています)。
- タスクを作成しウィザードを終了するには、[終了]をクリックします。
レポート配信タスクが作成されます。[タスクの作成が完了したらタスクの詳細を表示する]をオンにした場合、タスク設定ウィンドウが表示されます。
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