アップデートのインストールタスクの設定によっては、インストールするアップデートの承認が必要な場合があります。インストールする必要のあるアップデートを承認し、インストールしないアップデートを拒否します。
たとえば、最初にテスト環境にアップデートをインストールしてデバイスのオペレーティングシステムとの互換性の問題が生じないかを確認してから、クライアントデバイスへのこれらのアップデートのインストールを許可することができます。
アップデートの承認と拒否は、Windows ベースのクライアントデバイスにインストールされているネットワークエージェントと管理対象アプリケーションでのみ使用できます。管理サーバー、Kaspersky Security Center Web コンソール、および管理 Web プラグインのシームレスなアップデートはサポートされていません。これらのコンポーネントをアップデートするには、カスペルスキーの Web サイトから最新バージョンをダウンロードし、手動でインストールしてください。
1 つ以上のアップデートを承認または拒否するには:
適用可能なアップデートのリストが表示されます。
管理対象の製品のアップデートには、Kaspersky Security Center の特定の最小バージョンをインストールする必要がある場合があります。この最小バージョンが現在のバージョンよりも新しい場合、これらのアップデートは表示されますが、承認はできません。また、Kaspersky Security Center をアップグレードするまでは、このようなアップデートからインストールパッケージを作成することもできません。Kaspersky Security Center インスタンスを必要な最小バージョンにアップグレードするように要求されます。
既定値は[未定義]です。
[承認]ステータスを割り当てたアップデートは、インストールを待機するキューに置かれます。
[拒否]ステータスを割り当てたアップデートは、アップデートをインストール済みのすべてのデバイスからアンインストールされます(可能な場合)。また、今後これらのアップデートは他のデバイスに新規にインストールされません。
カスペルスキー製品の一部のアップデートはアンインストールできません。[拒否]ステータスを設定した場合、Kaspersky Security Center Linux はこれらのアップデートをインストール済みのデバイスからアンインストールしません。しかし、今後これらのアップデートが他のデバイスに新規にインストールされることはありません。
サードパーティ製のソフトウェアアップデートに[拒否]ステータスを設定すると、このアップデートは、アップデートのインストールを予定しているがまだ完了していないデバイスにはインストールされません。アップデートをインストール済みのデバイスには、これらのアップデートがそのまま残ります。アップデートを削除する時は、手動でローカル削除できます。