このセクションでは、Linux オペレーティングシステムを使用しているデバイスに Kaspersky Security Center Web コンソールサーバー(単に「Kaspersky Security Center Web コンソール」とも表記)をインストールする方法について説明しています。インストールの前に、DBMS と Kaspersky Security Center Linux 管理サーバーをインストールする必要があります。
Kaspersky Security Center Web コンソールを Astra Linux に閉鎖ソフトウェア環境モードでインストールする場合は、Astra Linux に固有の手順に従ってください。
デバイスにインストールされている Linux ディストリビューションに応じて、次のインストールファイルのいずれかを使用します:
インストールファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードして取得できます。
Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールするには:
最小限のパラメータと、既定のアドレスとポートの内容を記載した応答ファイルの作成例は次のようになります:
{
"address": "127.0.0.1",
"port": 8080,
"trusted": "127.0.0.1|13299|/var/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/cert/klserver.cer|KSC Server",
"acceptEula": true
}
1024 以上のポート番号を指定することを推奨します。Kaspersky Security Center Web コンソールを 1024 未満のポートで動作させたい場合は、インストール後に次のコマンドを実行する必要があります:sudo setcap 'cap_net_bind_service=+ep' /var/opt/kaspersky/ksc-web-console/node
Linux ALT オペレーティングシステム上に Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールする場合、ポート番号 8080 はオペレーティングシステムによって使用されているため、ポート番号には 8080 以外の数字を指定する必要があります。
同じ rpm インストールファイルを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールをアップデートすることはできません。応答ファイルの設定を変更し、変更後の応答ファイルを使用して Web コンソールの再インストールを行いたい場合、Web コンソールをまずアンインストールしてから変更後の応答ファイルを使用して再インストールを行います。
$ sudo dpkg -i
ksc-web-console-[ビルド番号
].x86_64.deb
$ sudo rpm -ivh --nodeps ksc-web-console-[ビルド番号
].x86_64.rpm
または
$ sudo alien -i
ksc-web-console-[
ビルド番号
].x86_64.rpm
$ sudo rpm -Uvh --nodeps --force ksc-web-console-[ビルド番号
].x86_64.rpm
$ sudo dpkg -i ksc-web-console-[ビルド番号
].x86_64.deb
これにより、セットアップファイルの展開が始まります。インストールが完了するまで待機します。Kaspersky Security Center Web コンソールが「/var/opt/kaspersky/ksc-web-console」ディレクトリにインストールされます。
$ sudo systemctl restart KSC*
インストールが完了したら、ブラウザーを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールを開き、Web コンソールにログインします。
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