必須条件
DBMS アカウントに権限を割り当てる前に、次のアクションを実行します:
管理サーバーをインストールするための DBMS アカウントの設定
管理サーバーのインストール用に DBMS アカウントを設定するには:
パスワード付きの DBMS アカウントを作成するには、次のコマンドを実行します:
/* KSCAdmin という名前のユーザーを作成し、KSCAdmin のパスワードを指定します */
CREATE USER 'KSCAdmin' IDENTIFIED BY '<
パスワード
>';
MySQL 8.0 以前を DBMS として使用する場合、これらのバージョンでは「caching_sha2_password」認証がサポートされていないことに注意してください。既定の認証を「Caching SHA2 password」から「MySQL native password」に変更します:
CREATE USER 'KSCAdmin'@'%' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY '<
パスワード
>';
ALTER USER 'KSCAdmin'@'%' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY '<
パスワード
>';
作成した DBMS アカウントに必要な権限を付与するには、次のスクリプトを実行します:
/* KSCAdmin に権限を付与します */
GRANT USAGE ON *.* TO 'KSCAdmin';
GRANT ALL ON kav.* TO 'KSCAdmin';
GRANT SELECT, SHOW VIEW ON mysql.* TO 'KSCAdmin';
GRANT SELECT, SHOW VIEW ON sys.* TO 'KSCAdmin';
GRANT EXECUTE ON PROCEDURE sys.table_exists TO 'KSCAdmin';
GRANT PROCESS ON *.* TO 'KSCAdmin';
GRANT SUPER ON *.* TO 'KSCAdmin';
MariaDB 10.5 以前を DBMS として使用する場合、EXECUTE 権限を付与する必要はありません。この場合、次のコマンドをスクリプトから除外します:GRANT EXECUTE ON PROCEDURE sys.table_exists TO 'KSCAdmin'
。
SHOW grants for 'KSCAdmin';
CREATE DATABASE kav
DEFAULT CHARACTER SET ascii
DEFAULT COLLATE ascii_general_ci;
DBMS アカウントを作成するスクリプトで指定したものと同じデータベース名を使用します。
インストールが完了すると、管理サーバーデータベースが作成され、管理サーバーを使用できるようになります。