必須条件
DBMS アカウントに権限を割り当てる前に、次のアクションを実行します:
管理サーバーをインストールするための DBMS アカウントの設定(管理サーバーデータベースの自動作成)
管理サーバーのインストール用に DBMS アカウントを設定するには:
ユーザーPostgresを使用する場合、追加の権限を付与する必要はありません。
既定では、ユーザー Postgres にはパスワードがありません。ただし、Kaspersky Security Center Linux をインストールするにはパスワードが必要です。ユーザー Postgres のパスワードを設定するには、次のスクリプトを実行します:
ALTER USER "user_name" WITH PASSWORD '<
パスワード
>';
Postgres の新しいロールを使用する場合は、このロールを作成して CREATEDB 権限を付与します。これを行うには、次のスクリプトを実行します(このスクリプトでは、ロールは KSCAdmin です):
CREATE USER "KSCAdmin" WITH PASSWORD '<
パスワード
>' CREATEDB;
作成されたロールは、管理サーバーデータベース(以降、サーバーデータベースとも表記)の所有者として使用されます。
インストールが完了すると、サーバーデータベースが自動的に作成され、管理サーバーを使用できるようになります。
管理サーバーをインストールするための DBMS アカウントの設定(管理サーバーデータベースの手動作成)
管理サーバーのインストール用に DBMS アカウントを設定するには:
CREATE USER "KSCAdmin" WITH PASSWORD '<パスワード>';
CREATE DATABASE "KAV" ENCODING 'UTF8' OWNER "KSCAdmin";
GRANT ALL PRIVILEGES ON DATABASE "KAV" TO "KSCAdmin";
「新しいエンコーディング(UTF8)はテンプレートデータベースのエンコーディングと互換性がありません」というエラーが発生した場合は、次のコマンドを使用してデータベースを作成します:
CREATE DATABASE "KAV" ENCODING 'UTF8' OWNER "KSCAdmin";
の代わりに:CREATE DATABASE "KAV" ENCODING 'UTF8' OWNER "KSCAdmin" TEMPLATE template0;
を使用します。
これを行うには、サーバー定義データベースにユーザー Postgres でログインし、次のスクリプトを実行します(このスクリプトでは、ロールは KSCAdmin です):
GRANT ALL PRIVILEGES ON ALL TABLES IN SCHEMA "public" TO "KSCAdmin";
GRANT ALL PRIVILEGES ON ALL SEQUENCES IN SCHEMA "public" TO "KSCAdmin";
インストールが完了すると、管理サーバーは作成されたデータベースを管理サーバーデータの保存に使用するようになります。管理サーバーが使用できるようになります。
ページのトップに戻る