Kaspersky Security Center Linux はクラスターテクノロジーをサポートします。クライアントデバイスにインストールされたアプリケーションがサーバーアレイの一部であることを確認する情報が、ネットワークエージェントから管理サーバーに送信されると、このクライアントデバイスはクラスターノードになります。
管理グループにクラスターまたはサーバーアレイが含まれている場合、[管理対象デバイス]ページには 2 つのタブが表示されます。1 つは個々のデバイス用で、もう 1 つはクラスターおよびサーバーアレイ用です。管理対象デバイスがクラスターノードとして検出されると、クラスターは個別のオブジェクトとして[クラスターとサーバーアレイ]タブに追加されます。
クラスターまたはサーバーアレイノードは、他の管理対象デバイスとともに[デバイス]タブに一覧表示されます。個別のデバイスとしてノードのプロパティを表示したり、他の操作を実行したりできますが、クラスターノードを削除したり、そのクラスターとは別に他の管理グループに移動したりすることはできません。クラスター全体の削除または移動のみが可能です。
クラスターまたはサーバーアレイで実行できる操作は次の通りです:
クラスターまたはサーバーアレイを別のグループに移動すると、そのすべてのノードも一緒に移動します。これは、クラスターとそのノードのいずれかが常に同じ管理グループに属しているためです。
クラスターまたはサーバーアレイの削除は、クラスターまたはサーバーアレイが組織のネットワークに存在しなくなった場合にのみ行うことを推奨します。クラスターがまだネットワーク上に表示され、ネットワークエージェントとカスペルスキーセキュリティ製品がまだクラスターノードにインストールされている場合、Kaspersky Security Center Linux は、削除されたクラスターとそのノードを管理対象デバイスのリストに自動的に戻します。