Kaspersky Security Center Linux Web サーバー

Kaspersky Security Center Linux Web サーバー(「Web サーバー」とも表記)は、Kaspersky Security Center Linux のコンポーネントです。Web サーバーは、共有フォルダーからスタンドアロンインストールパッケージやファイルを公開するために設計されています。

インストールパッケージは、Web サーバーで自動的に公開され、初回のダウンロード後に削除されます。管理者は、メールなど便利な方法を利用して、ユーザーに新しいリンクを送信します。

ユーザーはそのリンクをクリックして、必要な情報をモバイルデバイスにダウンロードできます。

Web サーバーの設定

Web サーバーの微調整が必要な場合は、Web サーバーのプロパティで、HTTP(8060)および HTTPS(8061)のポートを変更できます。ポートの変更に加えて、HTTPS のサーバー証明書を置き換えることや、HTTP の Web サーバーの FQDN を変更することが可能です。

接続ゲートウェイ上の Web サーバー設定

接続ゲートウェイモードでディストリビューションポイントに別の Web サーバーサービスが実装され、Kaspersky Security Center Linux に接続されたモバイルデバイスを操作できるようになります。このサービスは、デバイスを管理サーバーに直接接続せずに、アプリのインストールパッケージとデバイス管理プロファイルをデバイスに転送する役割を担います。サービスが接続ゲートウェイで HTTP/HTTPS ファイル要求を処理すると、ファイルが転送されます。

接続ゲートウェイ上の Web サーバーサービスは、ネットワークエージェント Linux とともにインストールされます。この機能を使用するには、Web サーバーとして使用する接続ゲートウェイモードでディストリビューションポイントとして機能するデバイスを割り当て、対応する設定を指定する必要があります。接続ゲートウェイ上の Web サーバー設定の詳細については、「Kaspersky Secure Mobility Management ヘルプ」を参照してください。

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