インストールパッケージへのライセンスの追加制限
インストールパッケージは、管理サーバーの共有フォルダーのパッケージサブフォルダーに保存されます。インストールパッケージにライセンスを追加すると、このフォルダーに対する読み取り権限を持つすべてのユーザーがライセンスに(直接、または管理サーバーに組み込まれた Web サーバー経由で)アクセスできるようになります。
ライセンスへの侵害を避けるため、ライセンスをインストールパッケージに追加することは推奨しません。
管理対象デバイスへのライセンスの自動配布、管理対象アプリケーションのライセンスの追加タスクによる導入、アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを手動でデバイスに追加することを推奨します。
管理グループ間でデバイスを移動するための自動ルール
管理グループ間でデバイスを移動するための自動ルールの使用を制限することを推奨します。
デバイスを移動するための自動ルールを使用すると、移動したデバイスに移動前のデバイスよりも多くの特権を与えるポリシーが伝搬する可能性があります。
また、クライアントデバイスを別の管理グループに移動すると、ポリシー設定が伝播される可能性があります。このポリシー設定は、ゲストデバイスや信頼できないデバイスへの配布には望ましくない場合があります。
この推奨事項は、管理グループへのデバイスの 1 回限りの初期割り当てには適用されません。
ディストリビューションポイントと接続ゲートウェイのセキュリティ要件
ネットワークエージェントがインストールされたデバイスは、ディストリビューションポイントとして機能し、次の機能を実行することができます:
次の目的で使用される組織のネットワークにディストリビューションポイントを配置します:
使用可能な機能を考慮して、ディストリビューションポイントとして機能するデバイスをあらゆる種類の不正アクセス(物理的アクセスなど)から保護することを推奨します。
ディストリビューションポイントの自動割り当ての制限
管理を簡素化し、ネットワークの操作性を維持するために、ディストリビューションポイントの自動割り当てを使用することを推奨します。ただし、産業用ネットワークや小規模なネットワークでは、たとえば、リモートインストールのプッシュタスクに使用するアカウントの個人情報が OS によってディストリビューションポイントに転送される可能性があるため、ディストリビューションポイントの自動割り当ては避けることを推奨します。
産業用ネットワークおよび小規模ネットワークの場合、ディストリビューションポイントとして機能するデバイスを手動で割り当てることができます。
また、『ディストリビューションポイントのアクティビティレポート』を表示することもできます。
Kaspersky Security Center Linux ユーザーのデバイスのセキュリティ要件
Kaspersky Security Center Linux ユーザーのデバイスには特別なセキュリティ要件を適用する必要があります。これらのデバイスをあらゆる種類の不正アクセス(物理的なアクセスも含む)から保護することを推奨します。
Kaspersky Security Center Linux ユーザーデバイスには次のものが含まれます:
Kaspersky Security Center Web コンソールがインストールされているデバイスのセキュリティ要件
Kaspersky Security Center Web コンソールがインストールされたデバイスは Kaspersky Security Center Linux の管理に使用されるため、これらのデバイスのセキュリティには特別な要件を適用する必要があります。これらのデバイスをあらゆる種類の不正アクセス(物理的なアクセスも含む)から保護することを推奨します。
ページのトップに戻る