Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスタは Kaspersky Security Center Linux の高可用性を実現し、障害時の管理サーバーのダウンタイムを最小限に抑えます。フェールオーバークラスタは 2 台のコンピューターにインストールされた 2 つの同一な Kaspersky Security Center Linux のインスタンスから構成されます。インスタンスの 1 つはアクティブノードとして、もう 1 つはパッシブノードとして動作します。アクティブノードはクライアントデバイスの保護を管理し、パッシブノードはアクティブノードの障害発生時にすべての機能を継承するよう準備されています。障害が発生した場合、パッシブノードはアクティブノードに、アクティブノードはパッシブノードになります。
Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスタでは、すべての Kaspersky Security Center Linux サービスは自動で管理されます。手動でサービスを再起動しないでください。
syslog 機能を使用してトラブルシューティングを行います。
切り替えの条件
アクティブノードに次のイベントが発生した場合、フェールオーバークラスタはクライアントデバイスの保護の管理をアクティブノードからパッシブノードに切り替えます: