カスタムインストールパッケージのデータサイズの上限の変更

カスタムインストールパッケージの作成中に展開されるデータサイズの総量には上限があります。既定の制限は 1 GB です。

現在設定されている上限値を超えるサイズのデータが含まれる圧縮ファイルをアップロードしようとすると、エラーメッセージが表示されます。サイズが大きい配布パッケージからインストールパッケージを作成する場合は、上限値を増やす必要が生じる場合があります。

カスタムインストールパッケージのサイズの上限値を変更するには:

  1. 管理サーバーデバイスで、管理サーバーのインストールに使用したアカウントでコマンドプロンプトを実行します。
  2. カレントディレクトリを Kaspersky Security Center Linux のインストールフォルダー(通常は /opt/kaspersky/ksc64/sbin)に変更します。
  3. 管理サーバーのインストールの種別に応じて、root アカウントで次のいずれかのコマンドを入力します:
    • 通常のローカルインストール:

      klscflag -fset -pv klserver -n MaxArchivePkgSize -t d -v <バイト数>

    • Kaspersky Security Center Linux フェールオーバークラスターへのインストール:

      klscflag -fset -pv klserver -n MaxArchivePkgSize -t d -v <バイト数> --stp klfoc

    <バイト数> は、16 進数または 10 進数形式のバイト数です。

    たとえば、必要な制限が 2 GB の場合、10 進値 2147483648 または 16 進値 0x80000000 を指定できます。この場合、管理サーバーのローカルインストールでは、次のコマンドを使用できます:

    klscflag -fset -pv klserver -n MaxArchivePkgSize -t d -v 2147483648

カスタムインストールパッケージのデータサイズの上限が変更されます。

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