Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターノードにインストールされた管理サーバーに接続された Kaspersky Security Center Web コンソールのインストール

このセクションでは、Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターノードにインストールされた管理サーバーに接続する Kaspersky Security Center Web コンソールサーバー(以降、「Kaspersky Security Center Web コンソール」と表記)をインストールする方法について説明します。Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールする前に、DBMS と Kaspersky Security Center Linux 管理サーバーをKaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターノードにインストールします。

Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターノードにインストールされた管理サーバーに接続する Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールするには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールのインストールのステップ 1 とステップ 2 を実行します。
  2. ステップ 3 で、応答ファイルtrusted インストールパラメータを指定して、Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターが Kaspersky Security Center Web コンソールに接続できるようにします。このパラメータの文字列値の形式は次の通りです:

    "trusted": "<サーバーアドレス>|<ポート>|<証明書のパス>|<サーバー名>"

    trusted インストールパラメータのコンポーネントを指定します:

    • 管理サーバーアドレスクラスターノードの準備時にセカンダリネットワークアダプターを作成した場合は、アダプターの IP アドレスを Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターのアドレスとして使用します。そうでない場合は、使用するサードパーティのロードバランサーの IP アドレスを指定します。
    • 管理サーバーのポートKaspersky Security Center Web コンソールが管理サーバーへの接続に使用する OpenAPI ポート(既定値は 13299)。
    • 管理サーバー証明書管理サーバーの証明書は、Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスターの共有データストレージにあります。証明書ファイルの既定のパス:<共有データフォルダー>\1093\cert\klserver.cer。証明書ファイルを共有データストレージから Kaspersky Security Center Web コンソールをインストールするデバイスにコピーします。管理サーバーの証明書のローカルパスを指定します。
    • 管理サーバー名Kaspersky Security Center Web コンソールのログインウィンドウに表示される Kaspersky Security Center Linux のフェールオーバークラスター名。
  3. Kaspersky Security Center Web コンソールの標準インストールを続行します。

インストールが完了したら、デスクトップにショートカットが作成され、Kaspersky Security Center Web コンソールにログインできます。

検出と製品の導入]→[未割り当てデバイス]の順に移動して、クラスターノードとファイルサーバーに関する情報を表示できます。

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