スプリットトンネリングの設定方法
選択したアプリケーションに対してのみVPNの有効化を設定できます(スプリットトンネリング)。
選択したアプリケーションに対してのみVPNの有効化を設定するには、次の操作を行います。
スプリットトンネリングを設定する方法
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- 本製品のメインウィンドウで をクリックします。
- [設定] - [スプリットトンネリング]の順に選択します。
- [選択]をクリックします。
[スプリットトンネリング]ウィンドウが表示されます。既定では、すべてのアプリケーションはVPN通信経由でインターネットに接続します。
- トグルスイッチをオンにします。
- 次のいずれかのオプションをオンにします。
- VPNを使用しない:[選択する]をクリックし、VPN通信経由でインターネットに接続しないアプリケーションを選択します。この設定は、すでに実行されているアプリケーションにも適用されます。実行中のアプリケーションがVPN通信経由で通信しないように指定した場合、このアプリケーションのVPNは終了しますが、アプリケーションは保護されていない通信経由で動作を続行します。
- VPNを使用する:[選択する]をクリックし、VPN経由で接続するアプリケーションを選択します。このオプションを選択すると、このリストに記載されていないアプリケーションは、インターネットへの接続にVPNを使用しません。リストに記載されている実行中のアプリケーションに対して、VPN接続が再確立されます。VPN接続の再確立中は、[キルスイッチ]機能を有効にしていても、データは保護されていない接続で転送されます。
- 関連するアプリケーションの隣に表示されているチェックボックスを選択します。すべての実行中のプロセスもリストに表示されるようにするには、[すべてのプロセスを表示する]をオンにします。
- 必要なアプリケーションがリストに記載されていない場合、[アプリケーションを検索する]をクリックし、エクスプローラーのウィンドウを開きます。
- [ファイル名]フィールドで、実行ファイルへのパスを指定し、[開く]をクリックします。
アプリケーションが、VPN通信を接続可能なアプリケーションが表示されるウィンドウに表示されます。
- [追加する]をクリックします。
選択したアプリケーションが[スプリットトンネリング]ウィンドウに表示されます。
- [適用する]をクリックします。
各アプリケーションの隣に表示されているトグルボタン()を使用して、それぞれのアプリケーションに対してVPNの使用をオンまたはオフにできます。
- 一覧からアプリケーションを削除する場合、[スプリットトンネリング]ウィンドウでアプリケーションの隣に表示されている をクリックします。
スプリットトンネリングの機能には次の制限事項があります。
- スプリットトンネリングはMicrosoft Windows 10以降でのみ機能します。以前のオペレーティングシステムをこれらのバージョンにアップグレードする場合、この機能を使用するには、カスペルスキー VPN セキュアコネクションを再インストールする必要があります。
- スプリットトンネリングをアンチウイルス製品とともに使用する場合。この場合、カスペルスキー VPN セキュアコネクションは、エラーメッセージを表示します。
- スプリットトンネリングは、TeamViewerの動作に影響を及ぼす場合があります。TeamViewerを使用するには、この機能を使用せずにVPNをオンにします。
- VPN通信がオンになると、すべてのアプリケーション(例外に追加されているアプリケーションを含む)は、ユーザーのDNSのかわりにVPNトンネルのDNSを使用します。
- VPN経由で動作するよう設定されたリスト内のアプリケーションからのDNS要求はVPNトンネルのDNSサーバーを常に通過するわけではありません。特定の場合においては、アプリケーションからのDNS要求はVPNトンネルの外部で送信されることがあります。
- 選択したアプリケーションのVPN設定はアプリケーションのみに指定されたパスに適用されます。リストのアプリケーションがアップデートされたときなど、パスが変更されると、選択したアプリケーションの設定は自動的に適用されません。
ページのトップに戻る