古いバージョンからの設定の移行
設定を移行できるのは、Kaspersky Secure Mail Gateway 1.1 Maintenance Release 3(以降「バージョン 1.1 MR3」とも表記)からのみです。それより前のバージョンからの移行はサポートされていません。
設定の移行シナリオには、次の手順が含まれます。
- バージョン 1.1 MR 3 からの設定のエクスポート
エクスポートされた設定情報ファイルには、メッセージ処理ルール(あらかじめ定義された許可リストと拒否リストを含む)および許可されるアドレスと拒否されるアドレスの個人リストが保存されています。
- バージョン 2.0 への設定のインポート
インポート中、選択された設定に対して設定情報ファイルの値が移行されます。
メッセージ処理ルールは次のようにしてインポートされます:
- バージョン 1.1 MR3 の[管理者に通知]設定がバージョン 2.0 の[一般リストの受信者に通知]通知設定に転送されます。
- バージョン 1.1 MR3 の次の設定は、バージョン 2.0 にないため削除されます:
- アンチウイルスモジュールの設定(メッセージサイズの制限、ファイル種別による添付ファイルのスキャンの除外)
- アンチスパムモジュールの設定(DNSBL リストに基づくメッセージ処理、カスタム DNSBL および SURBL リストの使用、選択された言語で記述されたメッセージのスパムレートの引き上げ、RTF 形式の添付ファイルのスキャン、メッセージサイズの制限)
- 受信者への通知送信の設定(元のメッセージを含める/含めない)
- 新しいバージョン 2.0 の設定のうち、バージョン 1.1 MR3 にないものについては、以下のテーブルに従って既定値が定義されます。
バージョン 2.0 の新しい設定の既定値
設定
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既定値
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添付ファイル形式によるコンテンツフィルタリング
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添付ファイルの種別が、以下のリストに含まれています
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リンクスキャン
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- 有効。
- 処理 – 拒否。
- タグ – [悪意のある|アドウェア|正当なリンク]。
- [バックアップにコピーを移動]はオンになっています。
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リンクが含まれるメッセージに対する、セキュアではないメッセージに関する警告
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無効
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