クラスタノードでのビルトインのバランサーの設定と実行

КАТА 5.0 以降のバージョンの複数のサーバーと統合する場合にのみ適用されます。

クラスタノードでビルトインのバランサーを設定するには:

  1. テクニカルサポートモードにアクセスするには、SSH 経由でクラスタノードに接続します。
  2. バランサーの RPM パッケージを、ここからダウンロードします。
  3. バランサーの RPM パッケージを現在のディレクトリに配置し、次のコマンドを使用してインストールします:

    yum -y install pcre2-10.23-2.el7.x86_64.rpm

    yum -y install haproxy-2.6.4-6960.zap.el7.x86_64.rpm

  4. 次のコマンドを使用して、バランサーの基本設定情報ファイルの名前を変更します:

    mv /etc/haproxy/haproxy.cfg /etc/haproxy/haproxy.cfg.orig

  5. 以前に準備した設定情報ファイル haproxy.cfg をディレクトリ /etc/haproxy に配置し、次のコマンドを使用してアクセス権を設定します:

    chown root:root /etc/haproxy/haproxy.cfg

    chmod 640 /etc/haproxy/haproxy.cfg

  6. 次の内容で設定情報ファイル /etc/snmp/snmptrapd.conf を作成します:

    $ModLoad imudp

    $UDPServerRun 514

    $UDPServerAddress 127.0.0.1

    if $syslogfacility-text == 'local6' then /var/log/haproxy.log

    if $syslogfacility-text == 'local6' then stop

  7. ファイル /var/log/haproxy.log を作成し、次のコマンドを使用してアクセス権を設定します:

    touch /var/log/haproxy.log

    chown root:adm /var/log/haproxy.log

    chmod 640 /var/log/haproxy.log

  8. 必要に応じて、ログバランサーのログのローテーション設定ファイル(/etc/logrotate.d/haproxy)を編集します。

    既定では、エントリは毎日ローテーションされます。エントリは 10 日間保持されます。

  9. システムログサービスを再起動します:

    systemctl restart rsyslog

  10. ビルトインのバランサーサービスを開始します:

    systemctl start haproxy

  11. ビルトインのバランサーサービスの自動実行に有効にします:

    systemctl enable haproxy

  12. ビルトインのバランサーサービスのステータスを確認します:

    systemctl status haproxy

    ステータスは running である必要があります。

  13. ビルトインのバランサーログにエントリが存在することを確認します:

    tail /var/log/haproxy.log

ビルトインのバランサーは、Kaspersky Secure Mail Gateway クラスタノードで設定され、開始されます。

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