複数の KATA サーバーとの統合

KATA 5.0 以降のバージョンと統合する場合にのみ適用されます。

KSMG と複数の KATA サーバーとの連携を設定するには、次の手順を実行します。

  1. ローカルバランサーの設定情報ファイルの準備
  2. KSMG クラスタの各ノードでのローカルバランサーの設定と実行
  3. KATA サーバーの追加

    KATA サーバーのアドレスに 127.0.0.1:8000 を指定します。

    KATA サーバーの追加時には、KSMG と KATA の Web インターフェースに表示される証明書フィンガープリントを比較する必要があります。フィンガープリントが一致したら、管理者は KATA サーバーの追加を承認します。コントロールノードは、KATA 側での認証要求の承認を待機せずに、KATA サーバーのアドレスと証明書をすべてのクラスタノードに送信します。

  4. KATA プロテクションの設定

    次のような設定を指定できます:

    • KATA によってスキャンされたすべてのメッセージを送信するか、すべてのプログラムモジュールによるスキャン後に何も検知されなかったメッセージのみを送信します。
    • KATA サーバーからの応答のタイムアウト。
    • KATA 隔離設定。
  5. KATA アプリケーションの Web インターフェイスでの KSMG 認証

    KATA サーバーの追加時には、外部システムの認証要求が KATA に送信されます。KATA 管理者は KATA の Web インターフェイスで各クラスタノードからのこの認証要求を承認する必要があります。外部システムからの要求の処理方法について詳しくは、「Kaspersky Anti Targeted Attack Platform Help Guide」を参照してください。

  6. KATA サーバー接続の確認
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