Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless

仮想マシンのアンチウイルススキャンの要件

Kaspersky Security は、以下の条件を満たす仮想マシンをスキャンします:

  • 停止中の仮想マシンの場合、仮想マシンで NTFS、FAT32、EXT2、EXT3、EXT4、XFS、BTRFS ファイルシステムが使用されていること。
  • 動作中の仮想マシンの場合:
    • Guest Introspection ドライバ(NSX ファイル自己検証ドライバ)がインストールされ、仮想マシンで実行されていること。
    • 仮想マシンが、VMware vSphere Web Client コンソールで設定された NSX セキュリティグループに属していること。このグループに、ファイルシステム保護サービス(Kaspersky File Antimalware Protection)の使用が設定された NSX セキュリティポリシーが割り当てられていること。

      Kaspersky Security は、仮想マシンが NSX セキュリティグループに属しているかどうかにかかわらず、NTFS、FAT32、EXT2、EXT3、EXT4、XFS、BTRFS のいずれかのファイルシステムを使用している停止中の仮想マシンをスキャン設定に従ってスキャンできます。

上記の条件のいずれか 1 つでも満たされない場合、Kaspersky Security は仮想マシンをスキャンしません。

また、次のいずれかの条件を満たす場合、仮想マシンはスキャンされません:

  • スキャンタスクの開始後に、VMware vSphere Web Client コンソールで仮想インフラストラクチャオブジェクトのリスト(インベントリ)に仮想マシンを追加した、または VMware ESXi ハイパーバイザーで仮想マシンを作成した場合。
  • 仮想マシンのスキャンが開始される前に、VMware vSphere Web Client コンソールで仮想インフラストラクチャオブジェクトのリスト(インベントリ)から仮想マシンを削除した場合。
  • 実行中のスキャンタスクの範囲に含まれている仮想マシンを、スキャンタスクが開始されている VMware ESXi ハイパーバイザーに移行した場合。